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『人間に向いていない』

『人間に向いていない』


わたし、人間に向いていないと思う。


人間関係の煩わしさに頭を抱えつつ、


嫉妬と孤独に身悶える。

 

いっそのこと、植物なんかに生まれた方がよかったのだろう。


そよ風に吹かれ、優雅に揺れる植物。


誰かと関わることもなく、独り凛々しく構える植物。


そこまで考えて、わたしはハッとする。


いったい植物の何を知っているだろう。


植物の苦労の何を分かっているのだろう。


極めて主観的で自己中心的な世界観。


──わたし、やっぱり人間に向いているみたい。

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