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プロローグ
いつからだろう。
彼の目に映るものを私だけにしたいと思ったのは。
いつからだろう。
彼との関係を「相方」では終わらせたくないと思ったのは。
彼はいつも私の些末な変化に気づいてくれる。それを指摘すると彼は決まって
「相方だから」
という。そんなやりとりをもう幾百と繰り返してきた。きっと彼には変化を悟るなんていうのは当たり前のことなんだろう。昔は漠然とそれをすごいと思っていた。でも今は・・・。この私の気持ちの変化は彼でもまだ気づかない。
いつからだろう。
彼の目に映るものを私だけにしたいと思ったのは。
いつからだろう。
彼との関係を「相方」では終わらせたくないと思ったのは。
彼はいつも私の些末な変化に気づいてくれる。それを指摘すると彼は決まって
「相方だから」
という。そんなやりとりをもう幾百と繰り返してきた。きっと彼には変化を悟るなんていうのは当たり前のことなんだろう。昔は漠然とそれをすごいと思っていた。でも今は・・・。この私の気持ちの変化は彼でもまだ気づかない。
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