無駄に熱血を、無駄に説得⁉️からの~リバウンドブーストバスターズ、エピソードゼロまで
私は全然悪くないから
無駄に熱血スズ乱を、鎮めるべく然るべく忖度一択、
元気が有れば何とか出来る⁉️…ファイッ‼️
「フセッセイ伯爵には、心底、申し訳…(なくなんか)ないけど、
今からでも、何としてでも(どんな手を使ってでも)お断りを…」
「いいえ‼️お姉様‼️私から、お願い申し上げたのです‼️
お姉様には、ハシュリー様が、いらっしゃるので、
何とか、私一人で、手を打って頂けないかと、お願いしたところ、伯爵様は、一瞬、寂しそうな目をなさったのですが、
それでも、無理して微笑まれながら、
『仕方ありません。ロエラお義姉様のお気持ちが、何よりも、大事ですから。私は、潔く身を引きます。』
と、健気にも、おっしゃってくださいました。」
…私の血圧は、ハイパーインフレの一途を辿った。
⁉️どっどこが健気だ‼️
健気の使い途、著しく損なってんじゃんよ‼️
まままさかのロエラ⁉️お義姉様呼び⁉️
‼️即刻中止しろ‼️未来永劫口にするな‼️
‼️潔く身を引くもクソもあるか‼️
ダイエットなんざ二の次でいい‼️ツラの皮から、まず減らせ‼️‼️
‼️とことん、すり減らしてみろ‼️‼️
なっなな何で‼️こっちが下手に出て‼️頭を下げてお願いする‼️
みたいに、なってんだ⁉️おかしいだろ‼️
‼️突っ込みどころ多過ぎ‼️
「いいこと、スズラン、よくよくよ~く考えてみて。
フセッセイ伯爵(あんな物体)じゃなくたって、他にいくらでも
いくらで~も‼️マシ…素敵な方が、いらっしゃる…」
「いいえ‼️お姉様‼️テコちゃんは…」
「テコちゃん⁉️」
「私達、まるで昔からの知り合いのように、
打ち解け合ったものですから、それはもう自然に、
テコちゃんボナちゃんスズちゃんと、気がつけば、呼び合っていたのですわ。」
初対面で、そこまで⁉️姉の私でさえ呼んだことないのに…
何かいいな~楽しそうで、羨まし…
って、違~う‼️そうじゃなくて‼️
「テコちゃんは、稀に見る程、ご親切なお方です。
お二人分しかない、ティータイムのご馳走を、この私にまで、
お裾分け下さったのですから。」
違~う‼️根本的に‼️根元から‼️断トツで‼️違う‼️
二人分しか、なんて、生易しいもんじゃない‼️
普通に楽々左うちわで、何年も遊んで暮らせる量なんだってば‼️
「それに、よくよくよ~く見ると、円らな瞳を、なさってらっしゃって。」
どこが⁉️ほぼほぼ頬肉に埋もれて、判別出来ないじゃんよ‼️
「テコちゃんのチャームポイントは、枚挙にいとまがございません。無尽蔵に湧き続ける温泉のように…敢えて申し上げるとするなら…」
止める間もなく、スズランは、堰を切ったように、語り出した。
「メーターも人生も振り切ってる‼️目にも身にも余る体重‼️
前人未到の基準値K点越え‼️からの~、
コレステロール値‼️中性脂肪値‼️血糖値‼️尿酸値‼️
測定器も全力で測定を固辞したくなる程の‼️高血圧‼️脂肪肝‼️
まさに至れり尽くせりの揃い踏み‼️奇跡としか言い様がありませんとも‼️」
…ほめてんのかなぁ…ほめてる…よね⁉️チャームポイントって、言ってた…よね⁉️
「コミットの、し甲斐が有る‼️というものです‼️
そういう訳で、お姉様。私、同期の専攻仲間を募って、
チーム・テコボナを、立ち上げました‼️
リバウンドブーストバスターズ‼️略してリバブーバ‼️ですわ。」
「…リバブーバ⁉️…コミットって❓」