表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/24

無駄に熱血を、無駄に説得⁉️からの~リバウンドブーストバスターズ、エピソードゼロまで


         私は全然悪くないから



   無駄に熱血スズ乱を、鎮めるべく然るべく忖度一択、

  元気が有れば何とか出来る⁉️…ファイッ‼️


「フセッセイ伯爵には、心底、申し訳…(なくなんか)ないけど、

今からでも、何としてでも(どんな手を使ってでも)お断りを…」


  「いいえ‼️お姉様‼️私から、お願い申し上げたのです‼️

 お姉様には、ハシュリー様が、いらっしゃるので、

 何とか、私一人で、手を打って頂けないかと、お願いしたところ、伯爵様は、一瞬、寂しそうな目をなさったのですが、

  それでも、無理して微笑まれながら、

   

  『仕方ありません。ロエラお義姉様のお気持ちが、何よりも、大事ですから。私は、潔く身を引きます。』


   と、健気にも、おっしゃってくださいました。」


  

   …私の血圧は、ハイパーインフレの一途を辿った。


      ⁉️どっどこが健気だ‼️

   健気の使い途、著しく損なってんじゃんよ‼️

    まままさかのロエラ⁉️お義姉様呼び⁉️

      ‼️即刻中止しろ‼️未来永劫口にするな‼️


      ‼️潔く身を引くもクソもあるか‼️

ダイエットなんざ二の次でいい‼️ツラの皮から、まず減らせ‼️‼️

      ‼️とことん、すり減らしてみろ‼️‼️


 なっなな何で‼️こっちが下手に出て‼️頭を下げてお願いする‼️

みたいに、なってんだ⁉️おかしいだろ‼️


       ‼️突っ込みどころ多過ぎ‼️


  「いいこと、スズラン、よくよくよ~く考えてみて。

フセッセイ伯爵(あんな物体)じゃなくたって、他にいくらでも

 いくらで~も‼️マシ…素敵な方が、いらっしゃる…」


   「いいえ‼️お姉様‼️テコちゃんは…」


   「テコちゃん⁉️」


   「私達、まるで昔からの知り合いのように、

   打ち解け合ったものですから、それはもう自然に、

テコちゃんボナちゃんスズちゃんと、気がつけば、呼び合っていたのですわ。」


  初対面で、そこまで⁉️姉の私でさえ呼んだことないのに…

    何かいいな~楽しそうで、羨まし…


     って、違~う‼️そうじゃなくて‼️


   「テコちゃんは、稀に見る程、ご親切なお方です。

 お二人分しかない、ティータイムのご馳走を、この私にまで、

 お裾分け下さったのですから。」


    違~う‼️根本的に‼️根元から‼️断トツで‼️違う‼️

   二人分しか、なんて、生易しいもんじゃない‼️

普通に楽々左うちわで、何年も遊んで暮らせる量なんだってば‼️


 「それに、よくよくよ~く見ると、円らな瞳を、なさってらっしゃって。」


 どこが⁉️ほぼほぼ頬肉に埋もれて、判別出来ないじゃんよ‼️


  「テコちゃんのチャームポイントは、枚挙にいとまがございません。無尽蔵に湧き続ける温泉のように…敢えて申し上げるとするなら…」


止める間もなく、スズランは、堰を切ったように、語り出した。


 

 「メーターも人生も振り切ってる‼️目にも身にも余る体重‼️

     

     前人未到の基準値K点越え‼️からの~、

   コレステロール値‼️中性脂肪値‼️血糖値‼️尿酸値‼️


 測定器も全力で測定を固辞したくなる程の‼️高血圧‼️脂肪肝‼️


 まさに至れり尽くせりの揃い踏み‼️奇跡としか言い様がありませんとも‼️」



 …ほめてんのかなぁ…ほめてる…よね⁉️チャームポイントって、言ってた…よね⁉️


   

   「コミットの、し甲斐が有る‼️というものです‼️

 そういう訳で、お姉様。私、同期の専攻仲間を募って、

 チーム・テコボナを、立ち上げました‼️

 リバウンドブーストバスターズ‼️略してリバブーバ‼️ですわ。」


   「…リバブーバ⁉️…コミットって❓」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ