フセッセイさん家のティータイムからの~無駄に熱血スズ乱まで
私は全然悪くないので、
理性的かつ理想的な姉として、何とかスズランを思い止まらせるべく、話を持っていかねば…ネバギバ‼️私‼️
「そん…なに、仲良しさんに、なっちゃったんだ…」
「はい、お姉様。
ティータイムにも、お呼ばれしちゃいました。
何層にも積み重ねられたケーキが、、色とりどりのクリームで、デコレーションされていて、さらにケーキの山頂には、
おびただしい数のシュークリームが山積みになっていて。」
どんだけ重ねんのよ‼️ 山頂とか、言っちゃってるし…
「重さで少々倒れそうに、なっていて。」
ピサの斜塔か‼️平皿に分散して出せよ‼️
「それもまた、風情のある趣で、ご一興と申せましょうか。」
どこがよ⁉️しかも、何気に無駄に茶人目線⁉️
「さらに、大量の各種クッキーで積み上げた、お菓子の家、
お口直しの、しつこ…濃厚チョコレートファウンテンまで、
圧巻の品揃えに、呆れ…圧倒されっぱなしでしたが、
それは、あくまでも、お通しに過ぎませんでした。」
居酒屋か‼️ティータイムに、お通しって…
「まずは軽食から、とおっしゃって、
ローストビーフてんこ盛りサンド、
玉子ヤケッパチぎゅうぎゅう詰めサンド、
トリプル五重の塔バーガーに、バベルの塔積みフライドポテト、それから…」
まだあるの⁉️軽食なんて、どの口が言ってんだ‼️
「メインディッシュが、丸鶏の詰め物のロースト、
イノシシの香草パン粉焼き、ラムチョップの…」
「もう結構‼️満腹中枢が、誤作動起こしそう‼️
三人しかいなくて、それって…まさかよね⁉️」
「もちろん、三人では、ありません。お姉様。」
よかった…大勢いらっしゃっ…
「お二人です。いつもは。それでも、すぐに、あっという間に、
なくなってしまうのだとか。でも、食べ過ぎは、よくないので、腹八分目を心がけてらっしゃって、ディナーまで、一生懸命、
耐え忍んでいらっしゃるそうです。」
‼️腹八分目に‼️今すぐ‼️泣いて謝れ‼️‼️
「何か足りない、と、お思いになりませんか。お姉様」
どこが⁉️普通の人なら、何年も遊んで暮らせる量だよ‼️
「野菜です‼️圧倒的に、ビタミン、ミネラルが足りません‼️」
いや、その前に、圧倒的に人智を越えた量の摂取を、何とかしないと…
「お姉様、私、タイムリーなことに、栄養学と免疫学を、
専攻致しておりましたので、これはもう、運命の巡り合せ、と申し上げても、過言ではないのでは、ないでしょうか。」
‼️過言です‼️
過言以外のなにものでもないのでは、ないでしょうか。
スズランさん‼️