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無闇に召喚してはいけません

作者: ある

一人の少女が薄暗い汚れた牢屋の中で膝を抱え泣いていた。所々汚れた純白のドレスを身に纏った少女が何故こんなところにいるかというとそれは数時間前に遡る…






「やったぞ!聖女を召喚した!これで隣国との戦争に勝てるぞ!」


大きな魔法陣の上に少女は召喚された。少女を見て周囲は歓喜の声を上げていた。


「だが…この男は誰だ?」


少女の近くには青年がいた。青年はうつ伏せに倒れ、意識がない。


「まぁいい。聖女召喚なのだからこの女の方が聖女で間違いないだろう。こいつは巻き込まれに違いない…おい。お前、名前は?」


何が起きたか分からないといった戸惑いの表情をしている少女に一人の貴族が声をかける。


「こ、ここはどこですか!?私、結婚の最中でっ!」


だが少女は問いに答えず、取り乱し始めた。どうやらこの少女は結婚式の真っ最中にこの世界へと召喚されてしまったらしい。


「結婚?喜べ。そんなものよりもお前は聖女として選ばれた。この国の反映のために尽くせるのだ。結婚などというものよりも栄誉なことなのだ」


そんな少女を小馬鹿にしたように貴族の1人が声をあげる。


「栄誉…?聖女…?そんなもの知らない!いらない!帰して!いますぐあの人の元へと返して!返してよ!」


少女は声をあげ、泣き叫んだ。


「…どうやら聖女さまは名を名乗れぬほど錯乱しているようだ。落ち着くまで地下牢へ放り込んでおけ。大人しくなるまで食事も出さなくてかまわん」


周囲の中で一番派手な服装のイカつい男がため息をついたあと、面倒臭そうに少女を見つめながら口を開いた。


「はっ!直ちに!…この男はどうなさいますか?陛下」


周囲にいた兵の一人がイカつい顔の男、王に敬礼をしたあと、青年へと目を向ける。


「そうだな…聖女さまの知り合いという可能性もあるが地下深くにある牢だ。警備も厳重にしあるから脱出など不可能だろう。同じ牢の中にでも放り込んでおけ」


王は青年みたあと、直ぐに興味を無くしたように目を反らし、兵へと指示を出す。


「はっ!直ちに!」


王へと敬礼をすると兵は少女と青年の元へと向かった。それを見て周囲にいた兵たちも姿を現して少女たちへと近寄り、拘束した。その際、少女は泣き叫びながら暴れたが訓練されている兵に敵う訳もなく地下牢へと青年共々連れていかれたのだった。






そして冒頭へと戻る。少女は抜け出そうと必死になった。だがどうすることも出来ず、牢の隅で膝を抱えて泣いているのだ。


「ん…」


そんな時、意識を取り戻した青年が頭を手で押さえながらゆっくり起き上がった。


「……大失敗に終わった感じか…?」


青年はオレンジと黒色のオッドアイで周囲を見渡したあと、小さく呟いた。


「……状況の説明を願えるだろうか?」


立ち上がった青年は少女へと近寄り、目線を合わせるように屈んだ上で声をかける。少女は涙でぐしゃぐしゃになった顔を青年へと目を向ける。だが少女は上手く声を紡げない。


「失礼」


青年は断りを入れたあと立ち上がり、少女の頭へと手をかざした。少女は叩かれるのかと体を硬直させるが青年は叩くことはせず、かわりに青年の手と少女の頭の間に魔法陣が現れる。


「……ああ。頭をぶつけて気を失っていたせいで割り込みが上手く出来ず、この子も共に来た感じか…しかもなんだ。これは…最悪な国だろう…戦争のために召喚を行うとは…」


青年は魔法で少女の記憶を呼んだのか手をかざすのを止めて険しい顔をする。その際、魔法陣は消えてしまう。


「あ、あの…」


少女は泣きじゃくった顔で青年を見つめる。


「え、ああ。なんだ。話せたのか。すまない。プライベートなとこだが君の記憶を見させて貰った」


青年は険しいする顔をするのを止め、手のひらに魔法陣を出現させたかと思うとそこからハンカチを出して見せた。


「魔法、使い…?」


少女はハンカチと青年を交互に見る。


「名を教えるつもりは無いからそう呼んでもらってかまわない」


青年…魔法使いは出したハンカチを少女へと差し出し、少女はそれを恐る恐る受け取る。


「それよりすまないことをした」


魔法使いは再び少女の視線に合わせるように屈んだ。


「え…」


少女は何故謝罪されるのか分からず、困惑する。


「結婚式だったのだろう?私が割り込みを失敗したせいで台無しにしてしまった」


青年は申し訳なさそうに見つめる。


「貴方のせいなの?」


少女は受け取ったハンカチをギュッと握りしめる。


「いや。君を召喚したのは上から目線のあいつらだ。私は無関係だ」


魔法使いは首を横に振ったあと、答える。


「なら何故謝罪を…?」


少女は怪訝そうな顔をして魔法使いを見つめる。


「たまにいるのだ。異世界から聖女と呼ばれる素養を持った者を召喚する者が…した者はこれで安泰だと歓喜するだろうがされた者はたまったとものじゃないだろう。いきなり自分の知らない世界に来て働けと言われるのだから…だから私はそれに割って入って代わりに召喚されているのだ。君の時は少々問題が生じた為に失敗し、君も召喚されてしまったのだ。故の謝罪だ」


魔法使いは申し訳なさそうに少女を見つめる。


「連れてこられたのは貴方のせいではないのでしょう?ならいいわ…助けようとしてくれた貴方を責めるのはお門違いだもの」


少女は魔法使いのせいではないと小さく首を横に振る。


「それでは私の気が済まない。そうだな…事が終わり次第、もう一度君に謝罪をしよう。手を取ってもらえるかな?」


魔法使いは少し考えたあと、立ち上がって手を差し出す。


「握ればいいのかしら?」


少女は差し出された手を控えめに握った。すると魔法使いと少女の足元に大きめな魔法陣が出現したかと思うと魔法陣は淡く光り、その光で魔法使いたちを包んだ。そして瞬く間に魔法使いたちは姿を消し、魔法陣は役目を終えて消えたのだった。






先程、少女を召喚する時にいた貴族たちは豪華な部屋で会食をしていた。


「これで我が国も安泰ですな!陛下」


貴族の一人が陛下へと笑いながらワインが入ったグラスを片手にに声をかける。


「そうだな。あとはあの女が純情になるのを待つだけだ。まったく名を言えば縛れたものを…」


王は持っていたワインのグラスを揺らしながら苦々しく笑う。


「まぁ1週間ほど飲まず食わずで放置しておけば大人しくなるでしょう。それより陛下、今後はどうするご予定で?」


そんな王を宥めようと近くに座っていた貴族が口を開く。


「……そうだな。聖女が使い物になり次第、隣国に戦を仕掛けよう。そして勝利した後すぐに周辺諸国へと進軍だ」


王は少し考えた後、答えた。


「直ぐに進軍しては聖女が使い物にならなくなるのでは?」


王から一番離れた席に座っている気弱そうな貴族が口を開く。


「そんなものまた召喚すればいいだけのことだ。この国の者ではないのだ。使い捨てにしても何も困らん」


王はとても悪い顔で笑うとワインを一気に飲み干す。


「……想像以上のゲスだな」


そんな王たちの耳にそんな声が届いたかと思うと魔法陣が出現して光り、そこから魔法使いと少女が姿を現した。


「なっ…お前ら!どうやって牢から出た!あそこは魔法も使えない」


王や貴族…部屋の中にいたものは魔法使いたちの姿を確認するなり驚愕し、王は勢いよく椅子を倒しながら立ち上がり、近衛兵は魔法使いに近寄って捕縛しようと動くが魔法陣が現れたかと思うと光の縄が出現し、近衛兵を拘束する。


「そんなもの私には何の役にもたたん。それよりもお前らゲスだな。勝手に呼び出しといて消耗品扱いとは…この者にとって晴れの舞台だったのだぞ?恥を知れ」


魔法使いは嫌悪したように王たちを見つめ、威圧した。


「おい!貴様!王に向かって何たる口の聞き方だ!兵よ!この不届き者を捕らえよ!」


威圧に気づかない鈍感な貴族が声を荒らげる。するとそばで控えていた兵が魔法使いへと一斉に群がろうとした。魔法使いはため息をついて手をかざしたあと、王や貴族、兵たちの頭上に魔法陣が出現した。その魔法陣が重力操作をし始め、王たちを床や目の前にあったテーブルへと這いつくばらせる。


「な、なんだ…体が…重い…」


王は床に這いつくばるという屈辱な行為に必死になって立ち上がろうとするが魔法陣がある限り起き上がることすらできなかった。


「……魔界からの瘴気に悩まされたり、魔王の出現で聖女召喚を行うのならまだ許せるとしてただ戦に勝ちたいがために召喚を行うなどふざけているだろう。それにその後の対応も最悪だ。良識のある王ならそれなりの経緯は払うがお前にはそれが全くない。その姿がお似合いだ」


そんな王に近づいた魔法使いは見下ろすように王を見つめ、王は苦い顔で魔法使いを見つめ返す。


「え、あの…元の世界に帰してもらう方法を聞きに来たんじゃ…」


そんな魔法使いに少女は控えめに声をかける。


「使い捨てにするつもりだったのだから帰す方法などないに決まっているだろ。ここに来たのは説教をしたかっただけだ…そうだ。一発、殴っとくか?魔法の影響で今なら容易に殴れるぞ」


魔法使いは王への興味を無くし、少女へと目を向ける。


「…殴ります!殴らせてください!」


帰れないのかと少女は怒りでギュッと拳を握りしめ、王へと近づいていく。


「我は王だぞ!王を殴っていいと思っているのか!」


近づいてくる少女を見て王は声を上げる。


「……私、この世界の…この国の住人じゃないんで貴方が王でも私には関係ない!」


少女は怒りに身を任せ、王の頬を殴った。その際、魔法使いは少女に強化魔法をかけていたのか王の頬は真っ赤に腫れ上がる。


「では次に行くしよう」


魔法使いは少女へと手を差し出す。


「思い出した!陛下!この者、恐らく精霊の愛し子です!」


少しすっきりした少女は魔法使いへと近寄り、手を取ろうとした。だがその前に床に這いつくばっているローブを着た男が声をあげ、少女はその男へと目を向ける。


「愛し子…?愛し子とはあれか?精霊を絶対服従できるという…?」


王は頬の痛みに耐えながらローブの男へと目を向ける。


「以前、魔法のためにと精霊に聞いたことがあります!断片的ではありますがオッドアイでとても珍しく高位な魔法を使うとのことです!」


ローブの男は王へと報告をする。


「何…?それならば聖女よりも兵器になるではないか!皆の者!こやつの名をなんとしても聞き出せ!そして名で縛…っ!


王がこれは好機と魔法使いへと目を向けると魔法使いはとても冷たい眼差しで王を見つめていた。


「……先程の説教だけで改心すれば良いと思っていたがどうやら間違いだったようだ……精霊たちよ!これよりこの国の者たちへに手を貸すことを禁止する!」


魔法使いは小さく息を吐いたあと、声高々に宣言した。すると魔法でついていた王宮内の灯りなど一斉に消えてしまう。


「これでお前らは魔法を使えない。召喚すらできないだろう…改心すればまた使えるかもしれんがな」


魔法使いはもうここに用はないとでもいうかのように少女の手を強引に掴んだ。そして足元に魔法陣が現れたかと思うと淡い光に包まれ、姿を消した。王たちはそれを呆然として見送るしか出来ないのだった。






魔法使いたちが移動した場所は隣国の草原で少女はそこに咲く野花を屈んだ状態で悲しげに見つめていた。


「これからどうすればいいのかしら…彼に会いたい」


少女は野花を優しい手つきで撫でながら小さな声で呟く。


「会えるだろう」


魔法使いはそんな少女へと声をかける。


「え、でも方法はないって…」


少女は魔法使いへと目を向ける。


「異世界に来たら基本、帰る方法はない。異世界はいくつもあり、君のいた世界がどこにあるか分からないから…だが私なら出来る」


魔法使いはじっとそんな少女を見つめる。


「え、出来るの?」


少女は驚いて目を見開く。


「ああ。出来るぞ。私は色々な世界を渡る力を持っている…とりあえず君の伴侶が君の物だと一発でわかる代物を持っているだろうか?」


魔法使いは小さく頷いたあと、首を傾げる。


「それなら…」


少女は目を細めて頭についていた髪留めを取り、魔法使いへと見せるように差し出す。


「借りることは可能だろうか?」


魔法使いは髪留めを一度見たあと、少女へと目を向ける。


「大丈夫…ただ大切に扱ってね?彼が私のために作ってくれたものなの」


少女は不安そうに魔法使いを見つめる。


「わかった。大事に扱おう。大丈夫。君の記憶をよんだのでどの世界かは理解しているつもりだが念の為、君の伴侶に見せて確認を得るだけだ。君がその世界の住人かを…」


魔法使いは髪留めをとても優しい手つきで取る。


「…ではほんの少し待っていてくれ…そうだ。何かあっては大変だろうから念の為、精霊たちに君を守らせよう」


そしてその後すぐに魔法使いは少女へとそう言うと何も無い空中をじっと見つめた。そしてその後すぐに目を閉じ、意識を高めると眩い光とともに姿を消してしまった。






式の最中、花嫁がいきなり消えたことで周囲は騒然とした。花婿である青年は必死になって花嫁が行きそうな場所を探したが花嫁は見つからなかったのか意気消沈していた。そんな時、眩い光とともに魔法使いが姿を現した。


「…失礼。これは君の伴侶にあげたもので間違いないだろうか」


眩い光に思わず顔を背けていた青年に向かって魔法使いは声をかけ、髪留めを差し出すように見せる。


「え…」


青年は顔を上げ、魔法使いが手にしていた髪留めを見た。


「っ…それはあの子の!あの子は何処に?いや!あの子を誘拐したのか!」


そして髪留めを目にした瞬間、青年は魔法使いへと詰め寄り、胸ぐらを掴もうとしたが魔法使いは魔法陣を出現させ、光の縄で青年を拘束する。拘束された青年はその場に倒れ込んでしまう。


「今から説明するから大人しくしていてくれ」


魔法使いは今までの経緯を説明した。青年はにわかに信じ難い話だったのか怪訝そうな顔をする。


「まあ異世界に召喚されました、とか言われても信じられないよな…とりあえず君の花嫁をこちらへと呼び戻す」


魔法使いは大きな魔法陣を地面に出現させた。魔法陣は淡く光ったかと思うと光の柱がたち、そこから花嫁である少女が姿を現す。


「っ!」


少女が戻ってきたことで魔法使いは青年の拘束を解いた。自由の身になった青年は立ち上がって駆け出し、少女を腕の中に収めた。少女は青年に再び出会えたことに歓喜し、ぎゅっと青年へと抱きつく。


「……では私は帰るとしよう。だがその前に」


魔法使いは少女に髪留めをつけてあげたあと、少し離れた。そしてその後すぐに二人の頭上に魔法陣を出現させた。魔法陣は二人の衣装を汚れのない上質なものへと変化させるとすぐに消えてしまう。


「今回の詫びだ。その衣装で晴れの舞台に挑んでくれ」


魔法使いは二人の姿を見て満足そうな顔をした。


「ありがとうっ…ありがとう!魔法使い様!お陰で彼とまた会うことが出来ましたっ…このご恩は一生忘れません」


抱き合っていた二人は離れ、魔法使いへと頭を深々と下げる。


「……これを言うと友から台無しになると言われるから言わないで置こうと思ったがやはり言っておこう。早々に乙女を無くした方がいい。そうすれば今回のような召喚に巻き込まれなくなる」


魔法使いは少しだけ躊躇いをみせたあと、口を開く。


「…わかりました!必ず成し遂げます!」


魔法使いの言葉に少女は顔を赤くして俯き、青年はそんな少女の肩を抱き寄せ、真剣な眼差しで魔法使いを見つめた。青年の返答に少女は何を言っているのだと顔を上げ、真っ赤な顔で睨みつけるように見つめた。


「ではな。もう会うことはないだろう」


魔法使いはふっと笑ったあと、目を閉じて意識を集中させた。すると魔法使いは眩い光へと包まれる形で消えてしまったのだった。






「あーそれ。最後で台無しじゃないか。アシュン」


古びた本が並ぶ図書室に魔法使いと青年がいた。魔法使いたちは向かうようにして座り、魔法使いは今回の事を青年に話して聞かせた。青年はワクワクしながら聞いていたが最後の乙女を散らせで台無しだと不満そうにし、魔法使いのことをアシュンと読んだ。


「召喚に巻き込まれないための忠告だ。ルシュフにとやかく言われる筋合いはない」


アシュンは面倒くさそうに口を開く。


「……それで何故、失敗したんだい?いつもの君らしくない。いつもならちゃんと割り込みしているのに」


青年、ルシュフは不思議そうな顔をして問いかける。


「それは精霊たちが転んだら負けという遊びがしたいと言ったから遊んでいた。そして召喚を感知して対応していたと同時にバナナの皮を踏んで転んで頭を打った。ただそれだけだ」


アシュンは真面目な顔をして答え、まさかの答えにルシュフは吹き出しそうになり口元を抑える。


「今回はどんなものかと聞かれたから答えた。もう話は終わっただろ?私はここに勉強に来たのだ。邪魔するなら他を当たってくれ」


アシュンは目の前にあったノートへと目を移し、勉強を始める。


「ありがとう。邪魔して悪かったね。お陰でいい暇つぶしになったよ」


ルシュフは笑いを堪えながら立ち上がる。


「ではまた割り込んだ話の新作があったら聞かせてくれ」


ルシュフはアシュンに向かって手をヒラヒラさせながらその場をあとにし、アシュンはそれを横目で見送ったのだった。


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また感想や誤字脱字の報告も随時受け付けていますので、よろしくお願いします


連載作品、完結済み作品も宜しければ読んでいただけると嬉しいです

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