表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

大岩男

掲載日:2020/05/13

昔話風創作童話です。初心者が訓練用に書きました。よろしくお願いします。

 昔々あるところにおじいさんとおばあさんがいました。二人は仲良く暮らし山のふもとに住んでいました。ある時おじいさんが鎌で草むしりをしていたところ大きな男が話しかけてきました。

 「おれの斧どこさいった?」

 おじいさんは男に聞きました。

 「おまえさんどこのもんさ?」

 「おれの斧どこさいった?」

 おじいさんはいろいろ大きな男に尋ねましたが男は

 「おれの斧どこさいった?」

 しか話しませんでした。

 おじいさんは男が困っていると思い一緒に斧を探してあげました。

 少し探していると川の木の株の所に斧がありました。大きな男はえらく喜び帰って行きました。おじいさんは家に帰るとおばあさんにその事を話しました。

 「おまえさん良いことしたねえ。明日からまた気分よく畑仕事出来るんじゃないかねえ。」

 「そうだ。そうだ。畑仕事楽しくやるだあ。」

 次の日おじいさんが畑仕事しに家の戸を開けると家の前に金の岩が置いてありました。

 おじいさんとおばあさんはおったまげました。そしてその金を家の横にどかしまた畑仕事に行きました。

 おじいさんとおばあさんの隣の山には意地悪なおじいさんが住んでいました。

 畑仕事に行く途中意地悪なおじいさんにおじいさんは出会いこの不思議な事を意地悪なおじいさんに話しました。

 「前に日に良いことしたから神様の落とし物かねえ。」

 「そんな分けなかろう。変な男は馬鹿なだけだべえ。おまえさん運が良かったんだあ。俺も金の岩探すぞお。」

 次の日意地悪なおじいさんの山のふもとに大きな男が現れました。

 大きな男は意地悪なおじいさんの家の前までくると何かを探し始めました。

 意地悪なおじいさんは大きな男が探し始める音で目が覚め戸を開けると大きな男を怒鳴り付けました。

 「俺の家の前で何やっとる❗」

 「俺の斧どこさいった?」

 「そんなもの知らん。とっとと向こう行け❗」

 「俺の斧どこさいった?」

 意地悪なおじいさんは男を怒鳴り付けても去らないので家の中から斧を持ち出し大きな男に投げつけました。

 「これでも持ってけ。」

 大きな男は恐がりながら逃げてしまいました。

 次の日、意地悪なおじいさんが家を出ようとすると戸のすぐ前に家の屋根より大きな岩が立ってました。意地悪なおじいさんはおったまげました。

 「これでは家から出られん。」

 意地悪なおじいさんが家で大声で助けを求めると隣の山のおじいさんとおばあさんが見に来ました。

 「おい、これはどうなってるんだ。あの男の

仕業か?」

 「あの男ってどんなやつだあ?」

 「大きな男、俺の斧どこさいった。しか言わねえ男だあ。」

 「その男探してくりゃあいいのかあ?」

 隣の山のおじいさんとおばあさんは大きな男を探しに行きました。川の木の株の所に大きな男は斧を持って座ってました。

 「俺の斧さ見つかっただあ。」

 隣のおじいさんは大きな男に言った。

 「隣のおじいさんの戸の前に大きな岩を置いたのはお前さんかい?どうか怒らないでおじいさんを出してやってください。うちの金の岩ならいらないからどうか隣の山のおじいさんを助けてやってください。」

 大きな男は無言で木の株から立ち上がると意地悪なおじいさんの家まで行きました。意地悪なおじいさんは疲れたのか泣いてました。大きな男はその大きな腕で大きな岩を持ち上げました。意地悪なおじいさんと隣のおじいさんはおったげました。

 大きな男はそのまま大きな岩を持って川の向こうへ行ってしまいました。その後何年経ってももう大きな男はおじいさん達の前には現れませんでした。

 しかしおじいさんの家の横には今も金の岩は置かれたままでした。誰かが盗もうとしたかもしれませんが何故だか盗まれませんでした。何かに守られてるようでした。おじいさんとおばあさんは今日も畑仕事に行きました。めでたしめでたし。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ