表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私って物語に必要ですか  作者: 那花しろ
19/21

それから

あれから、まだ、心の傷が癒えていないからと、お見舞いをお断りして、引き込もっている。


でも、ダンの食堂にコッソリ(お父さまのお許しを頂いて)行っている。




お母さまと庭でお茶をしていると、ソイネル兄さまがやって来て、その後のウィルソン侯爵家の事を教えてくれた。


元付き人のクレイの証言と襲われたメレディ本人の証言により、アボットは死刑を告げられた。


ウィルソン家はバルモティ侯爵家を騙し、乗っ取りを企んでいたと、更に脱税、不正取引、闇取引と調べあげられ、ウィルソン家は爵位返還とり潰しとなった。


ドガリオ ウィルソンは更迭される前に自殺、ウィルソン侯爵夫妻と次男は夫人の実家を頼りに逃げたが、途中賊に襲われたのか、馬車の中で侯爵と次男は死体で発見され、夫人は連れ拐われたのか、近くでは見付からなかった、その4日後に無惨な姿で夫人の遺体が山中で見付かった。



アボットは処刑されるまでの間、鉱山で他の受刑者と共に働かされた。


転生前にみた、ゲームの物語ではその後は書かれていないと思う、でも、私がいるこの世界は私たちにとっての現実で死が身近にあることに、ゾッとした。



「やはり、メレディにはこんな話は聞かせない方が良かった。」


俯いて黙りこんでいると、ソイネル兄さまが肩に手を置いた。



「大丈夫です、ところで、ローデリア様は罪になるのですか?」


「あぁ、アボットや、ウィルソン家の企みを何も知らずに利用されそうになった被害者と判断されたよ、まぁ結局は養子縁組も婚約も未然に防いだから、被害者っていってもね。」


「えっ、養子縁組も未然にって、ローデリア様とは養子縁組していないのですか。」


お母さまはゆっくり紅茶のカップを手にお茶を飲み

「ええ、そうよ、元ウィルソン侯爵家が言い出した事ですもの、婚約しないから、必要ないわ、手続き前に悪事が解って、養子の件も止めておいたの、ローデリア嬢も籍を異動せずにすんで、安心していると思うわ。」



(そうなのか?それでいいのかなぁ、この物語の悪役令嬢ってローデリアだよね。)





まぁ、いいか、12才の痴情の縺れは終わったから、・・・終わったんだよね。







誤字脱字報告ありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ