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一人ぼっちのヤドカリの唄

作者: 紅茶

カタカタ、カタカタ

キーボードを叩くよ 実は器用なんだよ。知らなかったでしょ?

夜中も朝も布団の中、居心地いいんだもん

出られないんじゃないよ、君たちとは出来が違うのさ

出なくても君たちよりは優秀さ


トントン、トントン

リズムに乗るよ、音楽を聴きながら

ボクだって音楽くらい聴くよ、癒されたいし

ストレス社会なんてさよならできそうな幸福感

音楽は味方 ボクを支えてる


ゴーゴー、ゴーゴー

ここに来る前大きな音が迫ってきた 真っ暗な闇に飲まれたみたいに何も見えないんだ

あれは何だったのかな? なんでもいいや

流れ流されて今ここにいるよ ボクの道はどこにある?

どこにもない。ボクは闇の中。


ガンガン、ガンガン

騒々しい音に起こされて、何かに引っ張られる

嫌だよ、ボクはここにいたいよ

連れていかないで

ボクはいつも流されてきたよ、初めてなんだ自分で決めたのは。

ここはボクだけの場所なんだ。


ズルズル、ズルズル

ボクを引っ張る君は誰? 顔の見えない君は誰?

誰だかすらわからない君はボクを愛してくれるの?

ボクはずっと一人だったよ

ほんとは一人は嫌だったよ

 ”ボクを一人にしないでくれるなら、ボクは君と出ていくよ、ここからも”


________________________________________________________________________________________









初投稿、お目汚し失礼いたします

基本的なイメージとしてはヤドカリ=臆病な男の子(半引きこもり)です。

最後、彼は脱引きこもり目指して旅立っていきますが結局はまた流されているのです

人はプラスの方向に進んだとしても、結局変わっていないこともあるという暗い文でした

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