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第6文 デートと人生はノープランで

久々の投稿。ストーリーを忘れてしまった人は、今までの話をチェックだぁ!しなくても恐らく大丈夫だぁ!

「さて、電車に待ちぼうけを食らいつつも、隣町に着いた訳だが……」


 何ともまあ前途多難なデートになりそうだ。


風波かざなみさん、本日のプランはどの様なもので?」


「ノープランだ」


「……Really?」


「That's right」


 いやいや、英会話してる場合じゃないって。合ってるかどうかも分からんし。


「すまないが、私は男の人と遊びに行く事自体が初めてでな。こう言った事には疎いんだ」


「左様で」


 前途多難なデートになりそうだなぁ……!


こうは……女の人と遊びに行くのは初めてか?」


「姉貴を抜けば風波が初だな」


 だから、そこはかとなく腕を締め付けるのは止めて頂きたい。


「そうか……いつか、康のご家族にも会いたいものだな」


「止めた方が良いと思うよ」


 僕の平穏の為にも。


「適当に考えた訳じゃないんだ。お互いに初めてだし、私達が楽しめるならプランなんて必要無い。気の向くままに青春を謳歌すれば良い。……と言う意見を陽一よういちとアヤから頂いた」


「一応、相談はしたのね」


 でも、悲しいかな、そいつは人選ミスだ。特に、陽一は僕を困らせる為に言ったんだろうな。後でシバいとこう。


「なら、ここら辺を適当にぶらつきますか」


 幸いここには色んなものがある。少なくとも暇になる事はないだろう。


「うむ。とにかく、特に何も考えずに楽しみ尽くそう!」


 ノープランの方が合ってるかもしれない。風波の笑顔を見ながら、僕はそう思った。






 と言う訳で、手始めに無難に映画館に来ていた。


「……なんじゃこりゃ」


 来て早速後悔した。


『仁義なき井戸端会議』


『エイリアンVSカーチャン』


 以上が本日のラインナップである。まさかの二つだけ。この映画館のやる気が露になっていて実に良い。来週には潰れてるかな?


「風波はどっちが良い?」


 てか見たい?


「私は仁義なき井戸端会議が良いな」


 絶対『仁義なき』の単語に反応したねこのお嬢。


「仁義なき井戸端会議かぁー」


 凄いドロドロしてんだろうなぁ……。包丁研ぎながらメンチ切ってるし。洗濯物洗えよ。


「康はもう片方の方が見たいのか?」


「や、別に」


 大根と大根おろし器を持ってエイリアンに立ち向かうカーチャンの姿は見たくないな。ちょっとだけ興味はあるけど。

 多数決により仁義なき井戸端会議のチケットを買って席につく。うーん、清々しいほど観客がまばらだぁ。


「楽しみだな、康」


「さいで?」


 もしや、風波はZ級ハンターか?

 ぼちぼち風波と会話をしているうちに照明が消え、上映が始まった。


『聞きましたか奥さん。お隣の山田さん、昨日夜逃げしたみたいですよ』


『あらやだ菊池さん。お隣の山田は私ですよ』


『あら私ったら。ごめんなさいね山田さん。てっきり消えたのかと思ってたわ』


『菊池さんが地べたに這いつくばる姿をこの眼に焼き付けるまでは、私はここにいますから安心して下さい』


『『オホホホホ』』


「…………」


 笑うしかないなこれは。こっちは全然笑えないけど。

 欠伸を一つこぼして辺りを見渡す。寝ている人、楽しんでる人、スマホをいじってる人。スクリーンに向けてるし、アレやっちゃってるな。ダンスしながらやれば良いのに。

 最後に風波を見る。「おぉ……」といった顔つきで視聴していた。本当に楽しんでるんだなぁ風波。

 視線をスクリーンに戻す。映像の中では、菊池さんと山田さん、それと追加でブリーフが眩しい謎のパンダが洗濯板を手にして殴り合っていた。パンダ後ろの歪み開いちゃってるけど平気なんかな。


(……話についていけなくなった)


 余所見してたのもそうだが、何より展開おかしいから当然だよね。パンダの頭吹っ飛んだし。中に誰もいませんでしたよ。

 再び風波の方を見る。ハラハラとした表情をして両手を握り締めていた。皮肉抜きに今その感性が欲しい。


(……これ風波を見てる方が面白いな)


 幸い風波はデュラハンと化したブリーフパンダに夢中で、こちらの視線に気づいていない。じっくりと堪能させて貰おう。

 スタッフロールが流れるまで、僕は風波の表情をずっと眺めていた。

 ……一体何しに来たんだろうね僕は。楽しかったから良いけど。






 もう二度と訪れないであろう映画館を後にして、僕と風波は適当に歩く。隣で風波がご機嫌に話しかける。


「素晴らしい映画だったな! 特にあのパンダが可愛かった! 頭が取れたまま隕石を止めようとする姿は、とても勇ましい!」


「あーうん、そうだね」


 どうやら、あのデュラハンブリーフパンダは地球の英雄となったらしい。井戸端会議はどうなったの? 脚本ごとハルマゲドンしたか?


「やっぱりパンダは可愛いな! あのつぶらな瞳が堪らん」


 途中から頭吹っ飛んでましたけどね。軽くホラーだよあれ。

 風波の興奮に乗る事が出来なくて、適当に相槌を打つ。


「……康、もしかして、あまり面白く無かったか?」


「え、何で?」


「何だか楽しそうじゃないから……。本当は、エイリアンVSカーチャンの方が見たかったのか?」


 それ見ても同じ結果になる気しかしないのよね。


「正直言うと映画は面白く無かった。けど、つまらなかった訳じゃないから気にすんな」


「そうか……」


 さっきまでのテンションが嘘のように、風波の様子が大人しくなる。正直に言ったのマズかったかな。


「だから気にするなって。ほら、時間も丁度良いし、何か食おうぜ。飯だ飯。風波も腹減っただろ?」


「……そうだな。私も腹ペコだ」


 僕の明るくした声に合わせて風波も明るい声で返す。風波が合わせてくれる人であって助かった。






 近くのファーストフード店で昼食を取り、次は食後の運動と言う名目でゲーセンに足を運んだ。


「風波はゲーセンとか行く方?」


「たまにアヤと一緒にな。でも、あまり得意じゃないんだ。康はよく遊びに行くのか?」


「なに、わしも嗜む程度じゃよ。だから適当に楽しむべ」


 騒がしい店内を歩いて良さそうなゲームを探す。面白いのは軒並み使われてるなぁ。


「康、あれは楽しそうではないか?」


 風波が指差した先には、おどろおどろしい大型筐体があった。真っ赤っかである。


「ゾンビアタッカーズ?」


 ようは、ホラーガンシューティングゲームみたいだ。中には銃の形をしたコントローラーが、二つケーブルに繋がれて置いてある。


「ちょうど良いな。まずはこれにしますか」


 中に入ってコインを入れる。風波もそれに続き、銃を構えた。


「中々様になってるじゃないか、風波」


「む、そうか? あまり銃は持たないのだが」


「へぇ、そりゃモノホンかい?」


「銃は無いな」


 『銃は』って何? いや、深く訊かん方が良いだろうなぁ……。

 そうこうしている内にゲームが始まる。どこぞの廃墟からゾンビの猛攻を掻い潜り脱出すると言う、お約束のストライクゾーンをついたあらすじが流れる。


「中々普通だな」


「適当が良いのよこう言うのは」


 てか、何でさりげなくこっちに寄ってくるんですかね。殺り難いんですけど。


「風波、ちょい離れんしゃい」


「誠に残念ながら、スペースが無いのでな。致し方ないぞ? いやー、致し方ない」


「余裕で一人分以上空いてますがな」


「これは阿修羅の分だ」


 あ、知ってたんだ。


「結局あれはどうなったんだ?」


「さあ? もしかしたら、また会えるんじゃないか? 機会があれば」


 あるのかなぁ……二度と無いと思うんだけど。

 結局離れてくれないままスタートする。得意じゃないのは本当らしく、あまり当てられずにダメージを食らっていく。僕も大した活躍をする事が出来ず、すぐにゲームオーバーになってしまった。

 理由? 訊かんといて下さい。ゾンビよりも狂敵でしたよ。


「終わってしまったな。どうやら、康も苦手みたいだな」


「ふん、今日はこの辺で勘弁してやらぁ。それと早く離れて下さい」


 じゃないとマジで勘弁できなくなるぞ?


「ふふ、しょうがないな」


 ご満悦な表情をして風波が離れていく。これゲームしなくても良いんじゃないかな。


「次はどれで遊ぼうか?」


「心臓に優しいゲームが良いなぁ……」


 精神的にもね。

 他にも様々なゲームで遊んでいく。時に競い合ったり、アホみたいな事をやって笑い合う。エアホッケーで円盤を空中で跳ね返し合うとは思わなかったが。


「わりぃ。ちょいとトイレ行ってくるわ」


 風波に断りを入れてからトイレに向かう。壁にイイ男のポスターが貼ってある上に個室からガタガタと激しい音がして引き返しそうになったが、何とか用を済ませて風波の所へ戻る。


「んー?」


 風波の近くに見ず知らずの男が二人。ここからでもその喧騒が聞こえてきて、何だか雰囲気が穏やかじゃないですね。


「何だお前達は。用が無いならとっとと私の前から消えてくれないか」


「こんな可愛い娘に用が無い訳ないじゃーん。独りぼっちで寂しいなら、俺らと遊ぼうぜ」


「なぁ……ゲームしようやぁ……」


 ありゃ、絡まれてーら。良くも悪くも目立つ容姿してるからなー風波は。野球ボールを顔面で受け止める淑女だから、大丈夫だろうけど。


「連れを待っているんだ。お前達と遊んでいる暇は無い」


「へぇー妬けちゃうねー。でも、君のような可愛い娘をほっぽり出しちゃうようなしょうもない男よりも、俺らと遊んだ方が絶対楽しいって」


「そうそう、そんなつまらない男をほっぽり出してもバチは当たらんて」


「…………」


 何でちょっとトイレに行っただけでこんなに言われなきゃならんのだ。ただキッカケとなっただけだろうに。ギルティじゃん。

 焦れたのか、チンピラの片割れが風波の肩に手を伸ばす。不機嫌顔の風波に。


「……んでっ!?」


「冗談かどうかは知らないが、彼の悪口を言うな。痛い目を見たいのか?」


「あぁ!? 下手に出てれば良い気になりやがっででで!!」


 更に不機嫌な表情を深めて、風波がチンピラの腕を捻る。おぉ、かっけぇ。これがあのデュラハンブリーフパンダに眼を輝かせていた風波の姿か。取っ組み合いになったら負けそうだ。


「調子に乗んなよ女ァ!」


 もう一人のチンピラが風波に拳を振るおうとする。これも風波なら難なくあしらう事が出来るだろうが。


「はいストーップ」


「あ!?」


「康!」


 風波に殴りかかろうとした腕を横から掴む。これ以上好き勝手させるのは、気分的に宜しくない。


「困りますねぇお客様。店内では静かにして頂かないと」


「何だテメェは! そのナリで店のモンかよ!」


「いんや、ただのお客様兼そいつの連れだ」


「連れだぁ? 随分と貧相な男だな! つーか、腕放せよテメェ!」


 あ、更に風波の顔が怖くなった。僕にまで飛び火しないだろうなこれ。


「放す訳ねーだろ。何なら振りほどいてみろよ。力強いのは口だけかい?」


「クソっ、おらっ!」


 威勢の良い声を出してチンピラが乱暴に腕を動かす。


「あー、ダメダメ。そんなんじゃアメーよ。このぐらいじゃないとなぁ!」


「うお……っ!?」


 掴んでいる腕を思いっきり引っ張りチンピラを床に叩きつける。良い音したなぁ。


「風波も。そのばっちいの捨てな」


「そうだなっ!」


「がっ!」


 風波に背中を蹴られ、捻られていたチンピラが倒れる。顔からいったぞあれ。めっちゃ痛そう。


「クソがぁ……。ただで済むと思うなよ。泣いて謝っても許さねえ!」


「鼻血垂らしながらギャンギャン吠えてもなぁ。確かにタダでは済んでねえわ。むしろ、その鼻血に免じて許してやろうか負け犬?」


「コロスッ!」


 眼を血走らせたチンピラがこちらに向かってくる。足払いでもしてもう一度転ばせたら面白いかね。


「お客様」


 僕とチンピラの間にスッと割り込む人影。気にせず襲いかかるチンピラを難なく止める身のこなし。


「店内での争い事はご遠慮願います」


 中々ダンディーなおじ様が丁寧な言葉でチンピラを睨み付ける。中々の重みだ。僕の姉貴並みじゃなかろうか。


「……ああ?」


 あれだけ怒り狂っていたチンピラが困惑したように止まる。まぁしょうがない。何せ僕も戸惑っている。

 おじ様の右手で輝き放つ一振りの棒。揺れる度にブォンブォン鳴るし、棒の周りが若干揺らめいて見える。

 あれってモノホンのライト――いや、深く考えてはいけない。フォースに導かれてしまいそうだ。まだ高校生でいたいですよ私は。


「もしや、あれはかの有名なライトセ――」


「おーし、風波ちょいとお口チャックしようか」


「む……?」


 片手で素早く丁寧に風波の口を塞ぐ。不思議そうに僕を見ていたが、特に反発せずに素直に従ってくれた。ありがたいね。


「どけよおっさん。俺らはそいつらに用があるんだ。引っ込んでろよ」


「ほう、その口調、そして私をおっさん呼ばわりとは。余程この蛍光棒の味を知りたいと見える」


 んな物騒な蛍光棒があってたまるか。

 しかし、これはチャンスか。


「風波、今のうちに逃げるぞ」


「何? 待ってくれ康」


「無理じゃ」


 何故か若干不満顔な風波の手を引っ張って出口へと走る。


「あ、待てやクソガキ共!」


「タライフォースの前に跪くが良い!」


 フォースはフォースでも、そっちのフォースかよ。しかもパチモンじゃねえか。せめて良いアイテム落とせよチンピラ。






「あー、災難だったな風波」


 おじ様のおかげで面倒事から抜け出し一息つく。シャバの空気が美味しい。


「良いのか、康」


「あー?」


 突然の質問に気の抜けた返事を返す。僕の後ろに立つ風波は、眉をひそめた表情をして僕を見ていた。


「イラつかないのか? あんな事を言われて。あれだけで済まして」


「あー……」


 どうやら相当頭にきてるらしい。チンピラ共への怒りが収まらず、恐らく風波自身気づかずに僕に向けている。あんにゃろうめ。これ以上に無い面倒事を僕に押し付けやがって。


「別に良いや。多分、もう会う事も無いだろうし」


 もし機会があれば、あのトイレの個室に閉じ込めてやろう。


「そう言う問題じゃないだろう。もう会えないと分かってるなら、今しか仕返しが出来ないのだぞ?」


「そもそも仕返しをする気がねーよ。面白くも何ともない」


「だが……」


「なら、楽しいデートを中断してクソつまらんゲームでもするか?」


「う…………」


 ピタッと風波の勢いが止まる。ひそめていた眉を、今度はハの字にして顔を下に向ける。

 ややあって、風波が息を一つ吐く。


「……すまない。君に不当な怒りをぶつけるなんて、どうかしていた」


「若気の至りじゃけえ許しちゃる。後はあのおじ様が成敗してくれるだろうよ」


「……そうだな」


 さっきまでとは違い、落ち着いた声にほっとする。面倒事は極力避けるに越した事は無い。


(……でも、何で下を向いたままなんだ?)


 風波の視線を追う。そこには握り合う僕と風波の手があるではありませんか。バッチリ忘れてたよ。いくらなんでも握り続けるのはマズイよね紳士的に考えて。


「悪い、握ったままで。すぐ離す」


 そう言い紳士的な対応をしようとするが、僕と風波の手が離れる事は無かった。まるで長年のライバルと認め合ったかのようにガッチリとホールドされておる。


「……あの、風波さん。手の力を抜いては頂けないでしょうか」


「やだ」


 わーい良い笑顔いけない返事。虜になっちゃいそう。


「折角康から握ってくれたんだ。すぐに離しては勿体無いではないか」


「勿体無いって……朝、一度僕の手を掴んだじゃん」


「私からと君からでは、全く価値が違うぞ?」


 いやそんな「何を当たり前な事を」みたいな表情で言われましてもね。誰か私めに当たり前の定義をご教授下さいまし。


「ふふふ」


 何故か嬉しそうに笑いながら僕との距離を詰める。ふわっと漂う甘い香りに若干くらっとした。


「……随分とご機嫌だね」


「君が楽しいデートと言ってくれたからな。私とのデートを楽しんでくれていると思うと、嬉しくて嬉しくてな」


「……あぁ、そう」


 返事が素っ気無さすぎるって? オイオイ勘弁してくれよハニー。こいつは僕の処理範囲を軽く超えちゃってますよ。


「風波、そろそろ離れて離してくれ」


「そうだな……私の服装の感想を言ってくれれば、離してやらん事も無いぞ?」


「それ今ぶり返しますか」


「私はしつこい女だからな。君の正直な返事が聞けるまで、ずっとこうしているぞ?」


 どことなく期待した眼で僕を見上げる。その姿、そしてその笑みに、僕は両手を上げざるを得なかった。実際には片手しか上がらなかったけど。


「降参だ。風波の格好、凄く似合ってるよ」


「……本当だな?」


「今は嘘付ける余裕すら無い」


 何せ頭がフットーしそうだからな。ゆでダコになるぞ? てかなってるんじゃね?


「……康」


「何すか」


「ハッスルして良いか?」


「全く意味分からんけど駄目です」


 危険な香りしかしない。この作品は一応全年齢対象なのですよ?

 どこか危ない方向に飛び出してしまいそうな風波をどうにか宥めつつ、デートを再開する。

 夕暮れ時になるまで、僕と風波はデートを楽しみ、駅前で別れて帰路についた。

 そんでもって、自宅で……。


「……姉貴、何それ」


「ん? これ? 何かダンディーなおじ様から貰った。ライトサー○ルだってさ」


 おい、フォース関係ないじゃねえか!

あ、後、あけましておめでとうございます。今更ですね。

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