4/13
新2.発行部数10万部と思えるような作品を目指す
既に小説家である者が次作を書くよりも、素人が小説家になる方が作品のハードルは高いです。
もし自分の作品が受賞できるか見極めたいなら、自分の本が売られて何人買うかを考えるといいでしょう。
買ってくれるのは100人ですか?1000人ですか?そんな作品では新人賞は取れません。
そのように考えるのが難しいなら、応募先レーベルの新人賞作品を手に取り、読んでみることです。
自分の作品と比べてどちらが面白かったですか?友達に比べてもらうのもいいでしょう。
市販化されている作品に負けていないと思えるなら、きっといい線いくと思いますよ。
ちなみに私は、発行部数10万部と思えるような、意欲作である必要があると思っています。
ライトノベルの出版社が求めているのは、『次の流行』です。
今の流行や傾向に乗っかるのではなく、自分の作品が次の流行になるくらいの意気込みで書かないと、受賞は難しいと思うのです。