優しくしたいのに
どうして僕は君を傷付けることしかできないんだろう。
君にもっと優しくしたい。
そう思っているはずなのに、思いのままにならない僕の体は今日も君を傷付ける。
分かってるんだ、離れた方が幸せだって。
でもそれすらもままならない。
君は僕を恨んでいるだろうか。
いつも傷付けることしかできないこの僕を。
いっそ君が逃げてくれたらいいのに。
でも君はそんなことしないって分かってる。
いつか、君に優しく出来る時が来るだろうか。
そんな取り留めのないことを考えながら、今日も僕は君に会いに行く。
お久しぶりです
いつぶりだろう……
仕事すると執筆無っすね
さて、今回の作品ですが、これまた久しぶりに擬人化シリーズです(笑)
さぁ、何でしょう?
答えは……
包丁
君、と呼ばれてるのはまな板です(笑)
ちょっとでも楽しんでいただけたら嬉しいです