表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

神様から時間軸調整してと頼まれたので平凡な私が少し物語に干渉してくる!!

作者: 篠嵜 皐月

初めての投稿短編小説です。

もし自分の人生が巻き戻ったらどんな風になるんだろう

というところからこの小説を書きました。

「まさか、私がこんなところでヤラレてしまうとは・・・父よ・・・母よ・・・すみません」


甲冑に身を包んだ女性騎士が巡回中に運悪く森のモンスターに襲われた。

退治することはできたが、数が多く様々な部分を切り刻まれた。

自分の回復役も切れ魔力もなくなってしまい身体からは大量の出血が出ている、

自信の死期を悟った女性は意識を手放そうとしたとき


「ちょっと待ったー!!」



ズザザザと地を滑り土ぼこりをまき散らし現れた人間

意識が朦朧とするなか、なぜこの場所にいるのだと思考が働くがもう考える力もなくなってきた。

それなのにいきなり現れた人間は自分に途切れ途切れだが何かを話している。

もう、私は死ぬ人間なのだからかと思考を停止した。


「ちょっ、あんたが死んじゃうと歴史が狂うんだよ!

もう、彼女マーイリーヌ・レンガーが巡回に行く前の時間まで巻き戻し確定!!」


そう叫んだフリルの服を着た女性が杖を掲げ何かを叫ぶ


「おい、マーイリーヌ! 立ったまま寝てるなよな」

「えっ、あぁ すまないニルン」


私は何をしていたのだ?そう思い右手を見ると巡回経路図と道具を入れるマジックバックを広げていた。

そうだ、私はグレンダールの森に行くための準備をしていたのだ。

ニルンが呼びにきたのはそれだろう・・・。



「今日の巡回経路のグレンダールの森がモンスターが大量に発生する」

「・・・まさか!! それは絶対なのか」

「おそらく、巡回人数を3人増やしてもらおう」


私がそういうとニルンが体調に掛け合ってくれた。

それのおかげで自分にとっての最悪のケースは免れた。



それを空の上から銀色のドラゴンを従え観察する女性がいる。


「よしよし、今回もなんとか助かったわぁー」

「それにしても主は駆けつけるのが遅すぎるぞ」

「ウッセー、最終的には結果が出ればいいんですぅ!!」


物語には欠かせない人物、女性騎士マーイリーヌの人生の時間が巻き戻った。

彼女はこれから魔王が復活するその討伐隊の隊長を務める重要な役割があるのだ。

だからこんな場所で死なれては困るのだ。


彼女が巻き戻った際の代償は死亡時期前後の記憶がなくなるだけですむ。

そんな重要人物が間違って死んで物語に差し支えができたら困るので、

それを巻き戻してやり直させるのが、異世界人 坂崎都さかざきみやこのお仕事です。






ここまで読んでくださりありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ