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私はやってない

作者: 天川裕司

初めまして、天川裕司です。

ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。

また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。

どうぞよろしくお願い致します。

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬


【アメーバブログ】

https://blog.ameba.jp/ucs/top.do


【男山教会ホームページ】

https://otokoyamakyoukai.jimdofree.com/


【YouTube】(不思議のパルプンテ)

https://www.youtube.com/@user-vh3fk4nl7i/videos


【ノート】

https://note.com/unique_panda3782


【カクヨム】

https://kakuyomu.jp/my/works


【YouTubeドラマにつきまして】

無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、

お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。

基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。

創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪

出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬

でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、

どうぞよろしくお願いします(^^♪




タイトル:私はやってない


ある日アパートで、カップルの内、

女が男を毒殺した。


この界隈では毒殺魔の噂でもちきりだった。

だからこの日捕まったこの女がもしかすると

「その毒殺魔じゃないか?」

と周りに居た皆が噂していた。


女「私はやってない!やってない!」

しかし女が男のために入れたコーヒーの中に

ヒ素が含まれていた。

これは警察が調べてわかったこと。


警察「犯人は誰でもそう言う。連れて行け」


男の交友関係を洗ってみたが、

特にこの女の他、男に恨みを持つ者は居なかった。

このカップルは始終喧嘩をしており、

いつかこう言う事が起こるかもしれないと

周りの者たちも噂していたと言う。


女は結局逮捕され、取り調べを受け、収監された。

女「私じゃない!!」

看守「118番!静かに!」


しかしその後、新たな展開があった。

男にちょっとした恨みを持つ者が現れたのだ。

それも女性で、以前、男に交際を申し込んだが

断られ、そのとき女は少し荒れて居たと言う。


警察「しかしそんなものが…」

殺しの動機として断定するにはあまりに滑稽。


でもなぜその女性が疑われたかと言えば、

その女は薬局に勤めており、周りに、

それなりに自由にできる薬品が揃っていたこと。


警察1「なるほど。持ち出そうと思えば持ち出せたわけか」

警察2「ええ」

その取り扱う薬品の中にはヒ素も含まれていた。


彼女が勤めていた薬局は以前、

農業組合とも提携していたことがあり、

農薬としてヒ素が使われる傍ら、

急性前骨髄球性白血病患者の治療にも

ヒ素が主に使われており、

その需要を一手に引き受けていた事がある。


女性「私がなぜそんなことを!?」

警察1「すみません。被害者男性の交友関係を調べている上で、あなたの事がわかったものですから」

警察2「どうかお気を悪くなされず…」


女性「冗談じゃありませんよ!確かにあの人とはそう言う事がありましたけど、もう何年も前のことです!」


女性「それに、それから私はずっとあの人とは会っておりません!」

警察1「そうですか」


とりあえず当たってみたが、

これと言った情報は得られない。


収監されたあの女があまりに

自分の身の潔白を訴えるものだからと、

とりあえず後味悪い思いをしたくなかった警察は

それからも少し調査を続けていた。


しかしこれは公式の捜査ではなく

警察個人的な調査でもあったので、

すぐに打ち切られることになる。


しかし「新たな展開」はその直後に待っていた。


警察1「それは本当なのか?」

警察2「ええ、また調べてみないと詳しい事は分かりませんが」


また新たな事件が起きた。これも毒殺。

ある一般家庭に住む主婦が、

コーヒーを飲んだあと急に倒れたと言う。

混入されていた毒物はヒ素。

そして続けて、その隣に住む家庭の

主婦にも同じことが起きていた。

つまり2人続けて毒殺されたと言う事。


警察2「あの女じゃなかったのかもしれません。手口は全く同じように見えると鑑識も…」

警察1「…警察の威信にかけても、どうでも犯人は挙げねばならんな」


初めに収監されたあの女は犯人ではない。

警察では少し早まった事をしたかもしれないと

今度はその噂でもちきりとなり、

早くも事後処理、また真相を突き止めるための

捜査が新たに組まれた。


警察「118番を釈放しろ」


警察1「しかし経過を見れば、重要参考人である事には違いありません」

警察2「見張りは付けておいた方が」


釈放された元118番は

まるで執行猶予をつけられたかのように、

とりあえず見張りが付けられるなか釈放された。


元118番「冗談じゃないわ!まだ警察は私を疑って…!」


元118番「…でもちょろいもんね。ちゃんと前仕込みをしておけば、犯人は独房の中に居てもその計画を実行することができるのよ」


元118番は家政婦申請をしていない。

ただ友人を装い、

第2第3の被害者の家庭に侵入していた。

その第2第3の被害者の女性はオールドミス。

これで比較的、目撃者を減らす事はできる。


それから数年後。


警察1「…『私はやってない』か。確かに犯人は誰でもそう言うものだった」

警察2「でも後味の悪さは確かに残りましたね」

警察1「ああ。別の方向にな」



動画はこちら(^^♪

https://www.youtube.com/watch?v=ElyT0IB2OrI

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬

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