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詩集『曲解』第六十四部
詩集『曲解』
第六十四部
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湧き出て来る泉の様に、俺は来世を待たず、今世で、往生を遂げるんだ。
ーまあ、待ちなよ、決壊した乱銃の中で、一人宙に浮いた奴らの、生存を待ち。
ああ、執筆疲れます、って言いながら、執筆する俺に、ウルウル。
ーウルウルウルウル、ウルトラマンのロマン、ちょこっと、下さい。
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どこまで行っても、当たるかどうかの、運試し、結句、金が解決するの。
ーおいおい、違うだろ、金を通り越した、幸せに爆音でダッシュだろ、で、奪取。
センシティブな、センチメンタル、俺は、敗北の一途を辿るのだろうか。
ー分からないんだ、未来が、どこにある、またしても、スチール缶のアルミ缶、違うだろう。