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詩集『曲解』第六十三部
詩集『曲解』
第六十三部
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必要な、マテリアルを集め、進んで行く未開の境地に。
ー転生に次ぐ転生で、出口が不可視、何、嗚咽を止めようじゃないか。
メタモルフォーゼは、自由にして活発な、ほにゃらら行きで、息。
ードッペルゲンガーからの、飛沫的逃避による、逃避の逃避は、確実。
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追い、追い、おいお前、俺の宝物を、パクったな、と詰め寄るが既知、吉日。
ーどこかで狂った、歯車の様な物を、何故題名に、ああ、そうだったんだ。
曲解で、風車を創造することの、おう、オッケーだよ、位置車。
ー地下に潜り込み、当ててやったものは、散財で、俺、今、いくら持ってるの。