詩集『曲解』㈣

詩集『曲解』第六十二部

詩集『曲解』

第六十二部

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意味不明であっても、言葉なら、その中に意味が含蓄されているだろうか。

ーマクベスの様にならないために、最高の御加護をば。

天災的ダメージの、自信喪失から、金に目が眩んだ、アルミ缶。

ーステージで、意を得ることの、居るを得る、俺終える。

○

不束者には、最大限の、自己サービスを転じて置換し。

ー電車に揺られながら、遠くを夢見る、カッターで切り刻む予定。

見事に逆位する、一つの幸せのために、移動に次ぐ移動。

ーさあ、出番だよ、と言われて、何処にも居場所などない、分け隔てない。