いのちのレール
いのちて、あたたかい。いのちって、尊い。だから、だれであっても大切にしないといけない。生きて生かされて一歩ずつ、歩んでいきたい。
ガタンゴトンと音をたて、次の住みかへやってきた。
温かいかなぁ
心地いいかなぁ
喜んでもらえるかなぁ
ドクンドクンと波たてて、次々やってきましたよ。
あなたは、あちらへ
あなたは、こちらへ
それぞれ行き先は、ちがえどみんな同じ。
冷たいなぁ
寂しいなぁ
心ぼそいなぁ
あっ!遠くに小さい灯りをみつけた。
遠くてさぁっ
はしって、はしって、はしって
立ちどまってみて
あるいて、あるいて、あるいたら
だれかが呼んでる気がしてさっ
なぜか、こころがよろこんでる
あたたかくて、やわらかな日差しの中へ
さあ、次の住みかへ出発だ。
どこまでも続いていくよ。
いのちのレール。
いのちって、なんだろう?死ねば終わりなんて、ことない。このいのちは、何億何千万年前から続いている。これからも、続いていくよ。いのちのバトンを繋げていく。