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居離(きょり)  作者: 苺酔
4/4

かまちょ

まじでうまかった。ポテサラ。

何も言わずに作ってきてくれたことに感激した。

俺には1年間付き合って別れた元カノがいたのだけど、家庭的じゃなく、将来を考えられないとゆう理由で別れた。俺のためにご飯作ったことなんかなかった。だから感激してしまった。あたりまえのように作ってきてくれたことに。

そんな幸せに酔いしれながら、リナの愚痴をたくさん聞いた。怖いと思った。学校でいつも一緒にいて、めちゃくちゃ仲良いと思ってたリナの親友たちのことを愚痴るとは思っていなかった。表と裏を見てしまった俺はとりあえず相槌だけ打ってその場をしのいだ。

そのあとはお互いの就職先のこととか話しながら、不安なことや一人暮らしはじめたいとか夢を語ってその日はお開きとなった。

帰りはリナの母が送ってくれたのだけど、俺とリナが後部座席で話してたら母が突然

「コウキ君お姉ぇさんいるの?」

と聞いてきた。

「はい!なんでわかったんですか?」

「かまちょだから弟かなって」


かまちょなのバレた。


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