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9話 アンデッドは眠らない

名前 ナタリー・ヴォイド・レオタール

種族 人間

タイプ 人型生物

レベル クロスブラッド レベル13


筋力 劣等

敏捷 優秀

耐久 優秀

知力 普通

精神 普通

魅力 卓越


スキル攻撃レベル2、 魔法レベル3、生存術レベル4、知識(自然)レベル2、治療レベル2

アビリティ 武器習熟(初級)、異種族の祖先、二重の血脈、秘術魔法レベル2、獣の相棒、死越の絆、触媒省略、魔人の肌


 クロスブラッド:二つの血脈から魔法を得ることのできるクラス。だが矛盾する二つの血は精神力を低下させる。


 血脈:先天的に魔法を使う素質。魔法の習得数が限定されるが、自在に魔法を扱うことができる。


 魔法が使えるのかは明日にでも聞こう。

 そういえば俺は今ちっとも眠くないしお腹も空いていない。


 アンデッド:かつて生きていた不死者。食事、睡眠、呼吸などの生命活動を必要としない。アンデッドは耐久を持たず魅力で活動する。アンデッドは暗視能力を持つ。アンデッドは負のエネルギーで治療され、正のエネルギーで傷つく。アンデッドはアンデッドの耐性を持つ。


 これが原因か。そういえばアンデッドの耐性ってなんだろう?


 アンデッドの耐性:疲労への完全耐性、飢餓への完全耐性、睡眠への完全耐性、出血への完全耐性、あらゆる精神作用への完全耐性、あらゆる肉体作用への完全耐性、エナジードレインへの完全耐性、筋力、敏捷、耐久に対する能力低下への完全耐性、即死への完全耐性、負のエネルギーに対する親和性、正のエネルギーに対する脆弱性。


 あれ、これすごくない?

 この世界にステータス異常がどれくらい種類があるのかわからないけれど、精神作用と肉体作用、どちらにも完全耐性があったらあらかた防げるんじゃないだろうか。

 もしかしてゾンビ暮らしも悪く無い?


 深夜。

 結局俺は一睡もせずに過ごした。

 眠くはないのだが暇でしょうがなく、自分のステータスを見ながら過ごしていた。


名前 ヤギさん

種族 ヤギ

タイプ アンデッド

レベル アニマルコンパニオン レベル13


筋力 優秀

敏捷 優秀

耐久 --

知力 微小

精神 普通

魅力 普通


スキル 攻撃レベル3、知覚レベル1、跳躍レベル2、知識ダンジョンレベル1(+2)、記憶レベル3

アビリティ 大いなる彼方の記憶、武器強化(角)、突撃強化、暗視、嗅覚、スキルフォーカス:知識(歴史)、主人との絆、呪文共有、アンデッドの耐性、血脈の発露、危険回避、突き飛ばし(初級)、能力上昇


 武器強化(角):角によるダメージが増大する。


 突撃強化:突撃によるダメージが二倍になる。


 暗視:暗闇でも60メートルの視界を得て、明かりによる可視範囲が二倍になる。


 嗅覚:臭いに基づく知覚にボーナスを与える。


 スキルフォーカス:知識(ダンジョン):知識(ダンジョン)スキルに+2のボーナスを与える。このボーナスは知識(ダンジョン)レベルの上昇と共に増大する。


 主人との絆:アニマルコンパニオンのクラスを得る。アニマルコンパニオンのレベルは主人と絆を結んでいなければレベルを上げることができない。アニマルコンパニオンである間、主人と会話できる能力を得る。


 呪文共有:主人が使う術者にしか効果の無い呪文の対象になることができる。


 危険回避:範囲攻撃を回避して無効化する。


 突き飛ばし(初級):相手を突き飛ばす。突撃時に使用すると性能が向上し、相手は突き飛ばしに対して反撃することができない。


 能力上昇:能力が上昇する。現在、知力が選択されている。


 中でも気になるのが次のアビリティだ。


  血脈の発露:魔法を引き出すことはできないが、限定的な血脈を得る。あなたは深淵の血脈により大地の毒の能力を得ている。


 大地の毒:酸属性。


 どうやら鎖を破壊できたのは、俺の攻撃に酸属性がついていたかららしい。

 鎖の壊れた後を見ると、焼き切れたような断面になっていた。酸にようダメージの痕跡っぽい。


 深淵の血脈:深淵から生まれた力を受け継ぐ者の力。血に眠る地の穢れはゆっくりとあなたの身体を変えていく。


 どうもたまに要領の得ない解説がでてくるんだよな。

 分かったことは俺は酸のエネルギーを出せるらしい。試しに近くの木に向けて「めええ」とやる気を出すと、目からビームが出て木に穴を開けた。

 なんかイメージと違う。


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