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登場人物・設定(ネタバレ注意)

読まなくてもお話は楽しめます。

ネタバレ注意。

随時内容を更新していきます。

<<<<登場人物>>>>



僕・第99代魔王


この物語の主人公。

本名は不明。

誕生日は4月1日。

右利き。

マニュアル免許を持ってはいるが、ペーパードライバー。

郵便配達のアルバイトをやっていた。

いつも困ったような笑みを浮かべていて、気弱で優しい性格の持ち主。

苛められ続けたトラウマからか、自分以外に向けられる悪意をも嫌う。

尊敬する人はマザー・テレサ。

人を喜ばせるのが好き。

泣き虫。

転生して”魔王”に生まれ変わり、温室のような生暖かい世界で生きていく。

人間時の身長は171センチ。

魔王に生まれ変わってからの身長は145センチ。

サラサラの絹のように柔らかな白銀の髪と、陶器のように滑らかな白い肌。

頭頂部には魔王の血の証明たる黒い角が2本ある。

実は魔力量は先代を凌ぐものを持っている。

だが人間だったころよりも豆腐メンタルで甘えん坊。

その反面、とてつもない包容力とカリスマを持った。

特性は、自分への好感を無限に増やすというもの。

きっかけさえあればどんな相手でも魔王を愛することになる。

魔の国40億人の象徴である。

鈴を転がすような声の持ち主。


アトリア


身長158センチの人間の少女。

25歳。

黒髪のショートカットで目は切れ長のつり目。

あごが細く、全体的にシャープな印象だが、意外とナイスバディ。

メイド1000人を統括し、魔王のお世話から公務の補佐まですべてこなす、泣く子も黙るメイド長。

しかし”僕”にはとてつもなく甘い。

部下のメイドたちに「氷鬼こおりおに」と陰で恐れられている。

しかし、なんだかんだで皆んなのお母さん、といった立ち位置。

98代魔王によって滅ぼされた、人間唯一の生き残り。

家族を殺されたことで魔王を憎んでおり、”僕・第99代魔王”を暗殺するつもりだった。

メイド協会長を兼任している。


リキュール


魔王の使用人の一人で、階級は侍女。

その正体は花系女性モンスターである「アルラウネ」。

頭に咲いた白くて可憐な花からは他の魔物を酔わせる花粉をまき散らす。

アトリアを恐れているが同時に尊敬している。

純粋で嘘をつけない性格。


パラソル


魔王の使用人の一人で、階級はナンバーツーである家政婦長。

美しい蒼く長い髪が自慢。

僕っ娘。

小器用に立ち回るタイプ。

アトリアとは魔王のメイドに抜擢される前からの付き合いである。

その正体はウンディーネ。

四大精霊『水』の元素を司る精霊である。

水を操る。


サラ


魔王の使用人の一人で、ヒラのメイド。

ショタコン。

その正体は”丘に住む女の妖精”バンシー。

死の予言者。

”モノの死”に非常に敏感で、なんでも大切にする性格。

灰色のマントをメイド服の上から羽織っている。


ゼリー


魔王の使用人の一人で、ヒラのメイド事務員。

常識人。

物事を考察し、推理することが得意。

その正体はウォーター・リーパー。

水を跳ね飛ばすと言う意味を持つ妖精で、パラソルほどではないが水を操ることが出来る。

肉料理がすき。


ルド


貴族。

子爵の位にある。

ドラゴン族の長。

先代魔王の時代には魔王の忠実な部下としてたくさんの種族を滅ぼし、重用された。

普段は大男の見た目だが、その真の姿は巨大な赤龍。

真っ赤な鱗で全身が覆われており、火山から生まれた存在であるとされ、口から灼熱の火炎を吐き出す。

実はアトリアのことが気になっている。


第98代魔王


”僕”の前の魔王。

既に死んでいる。

圧倒的な魔力によって恐れられた。

残忍な性格。

アトリア以外の人間(異世界)を皆殺しにした。

魔の国を強大な超大国にした張本人。


オーレリー


エルフの女戦士。

耳が長く尖っていて、金髪美人で、長命。

”魔王の実”を割った。

「僕」に再び会える日を切望している。


<<<<用語集>>>>


魔の国


異世界にて魔王が統べる、封建社会。

多種族が入り乱れる種族のサラダボウル。

基本的に地位は四つに分かれ、魔王、諸侯、騎士、民衆の順に偉い。

先代魔王(第98代魔王)の力によって強大な超大国へと育った。


黒い森


魔の国の中央部に広がっている広い森。

それはそれは広い森であり、一度入ったら二度と生きては戻れないとのウワサまである。

高い木々が天からの光を妨げ、森の中に暗黒を作り出す。

今だ謎の多い場所である。

エルフが住んでいる。


始まりの木


”黒い森”のどこかにある、一見では木に見えないほどの巨木。

普段はエルフの一族が誰も近づかぬように守っている神域にある。

千年に一度、巨木はその枝に生命の実をつける。

それこそが魔王の命が宿った実。

なんともいえない光を発しているらしい。


魔王の使用人


メイド長を頂点とした、魔王に仕えるメイドの集団。

1000人みんな、魔王ぼくlove。

主にメイド長、家政婦長、メイド事務局長、メイド事務局次長、メイド料理長、侍女までを上級使用人、その他の厨房メイドやメイドを下級使用人と呼ぶ。

給与面にしても福利厚生にしても魔の国のメイドでナンバー1の待遇であり、魔王の使用人というのはメイドとしては最上級の地位と名誉が手に入る。

彼女らは超・超・超・超絶エリートなのだ。


メイド事務員


魔王の使用人のなかで事務を生業とする職業。

責任者はメイド事務局長であるが、実際に彼女の意を受けて仕切っているのは事務局次長。

出納管理やメイド達の賃金計算、或いは貴族との連絡やメイドたちに対する業務上の指示を、魔王や幹部メイドの意思を代行する形で遂行する。

その他には、外国との接受に関する事務、魔王の儀式に係る事務をつかさどり、魔王の内印(魔王の命令が書かれた文書に押印される印章)を保管している。


諸侯


主君である魔王の権威の範囲内で一定の領域を支配することを許された臣下である貴族のこと。

上から公・侯・伯・子・男の五等の爵位に分かれる。


魔王城


第14代魔王が建てた魔の国の宮殿であり、魔王およびその使用人が居住する御殿の通称である。

魔王が政務や貴族の謁見、国家的な儀式などを行う朝廷部分と、魔王が私的な生活を行う宮廷部分に分かれている。

主な設計者はトルネコ。

第14代魔王に愛されたドワーフの建築家である。

防衛機能と見た目の豪華さ、壮大さや居住性、どれをとっても一級品であるが、今だ謎の多い城である。


特性


魔物がそれぞれ持つ、固有の特殊能力のこと。


メイド協会


魔の国全てのメイドによって構成された団体。

その役割は広く、主にはメイドが主人と対等な立場に立って労働条件について交渉するのを助け、メイド相互の情報交換・研修を目的とし、メイドのために職場の斡旋をする。

メイドの、メイドによる、メイドの為の組織。

ちなみに協会長はアトリア。



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