omnipresence'
たしかなものはこの体
体を巡る液体と情報
世界の終わりを乗り越えて
意味を持つのはこの体
君等を生かすこの瞳
あなたの思いを見ないふり
行き交うものらを蹴散らして
僕の願いは最後の朝焼け
僕は鍵 鍵の御子
消えた心がつくりだした
箱を開ける鍵
僕の魂を閉じ込めたこの体を
自分の望む終わりにしようと
鎖で繋ぐ 君等の優しさ
箱とシステム 計算の行方
要らないものを捨ててしまった後に残る
美しいなにか
愛を知らない心臓なんてどこにもない
世界中の優しさを僕に見せてくれたなら……