アイドルオタクがアイドルオタクを辞めるまで 一生誕祭
生誕祭
今現役のアイドルを推しているのであれば、ぜひ行ってみて欲しい。
生誕祭はオタクにとって幸せな日だ。
グループアイドルを推していると、
オタクならば誰でも、肌で感じたことはあるだろう。
アイドルというのは
常に他人に評価され続けて、結果が目の前に出され続ける職業だ。
そしてそれは同じグループ内に格差があればあるほど苦しくなるだろう。
推しの卒業が発表された後の生誕祭。
推しが嬉しそうに完売したってオタクに報告した時の喜びを、
どう表現したら良いのかわからない。
本当にあんなに奇跡的に可愛いアイドルを推さないなんて、
世の人間は見る目がなさすぎるとも思っているが、
世界中の人が同じ価値観を持ったら、世界の争いはもっと大きくなるだろう。
つまり、私の推しがほんの少しグループ内で人気がないということは、
世界一可愛くても選ばれないこともあるということ=価値観の多様性を示し、
そして平和につながるということだと思っている。
凄いな、天使だよ、私の推し。
最高。
どうしたって建前だろう。
推しが自嘲的な発言をする度に、私は力不足(主に財力と分身の術の未取得について)を感じていた。
今でも、
オタクの数がもう少し多ければ、アイドルを続けていてくれたかもしれないと思う時がある。
ステージのセンターでスポットライトを浴びるアイドルは、確実に天使なので、
生誕祭はオススメする。
いけなくなる日が、突然くるのだから。