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ダイヤモンド  作者: とくだ
第1章
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ダイヤモンド

光太から貰ったゲーム機【ダイヤモンド】このゲームはVR型MMORPG………ん?なにそれ?全くわかんないんだけど。これを光太にプレゼント?絶対できないじゃん。

 お父さん、これプレゼントは6歳の男の子にはダメだよ。

 良かった私が貰っておいて。私だってわかんないんだもん。

 «説明» 【ダイヤモンド】MMORPGとは

 こちらのゲーム機はバーチャルリアリティ型MMORPGとなりますこちらの本機は自宅でも外でもできる今までにない未知の世界へとご招待するゲームです。

 «利用方法»

 ゲーム機の電源を入れ、ゲーム機を手にお持ちください。そして起動準備が完成すると、あなたをゲームの世界へと招待します。



 え?それだけ?ゲームこれしかできないの?

もっと色んなゲームができると思ってたんだけど…

 なんか怪しくない?他に説明がないのって…でもお父さんの会社のゲームだし疑いたくなくないけど…とりあえずやってみるかっと思いゲームをつけようとした。「おねえたん、おふろ!」ビクッとした。実優が部屋に入ってきた。

 そうだもう20時だった。明日も学校だし早くお風呂入らなくちゃ。



 

 湯船の中で遥は考えていた。お兄ちゃんもこのゲームやってたのかな?野球で忙しいのにやる時間はないはず、

 でも卒業間際で連絡が途切れた。VRMMORPG…バーチャル…まさか、遥は立ち上がり、風呂を出る。

 パジャマに着替え自分の部屋に戻る。「まさか、もしかするとゲームの中に閉じ込められてるの?」でもありえないそんなことあるのかな?4年間もゲームの中に入れるわけないもん。絶対ありえない。今から…ダメ明日は学校だ。明日行くと学校休みなんだし今日は大人しく寝よう。

 そう言い遥は布団に潜り夜を過ごした。



 翌日、朝日が昇る。昨日と一緒のいい陽だ。

 今日は遅れないようにしないとっとそそくさと学校の準備をした。身支度を終えリビングへ行く。階段を降りていくとお母さんが朝ごはん、お弁当の料理をしてくれていた。「お母さん!おはよう!昨日はごめんなさい。」「私も昨日はごめんねあんな強く言うこと無かったわよね」

 私も悪い、お母さんも悪い、それがわかっているだけで仲直りはできるもんだ。お互いの悪い所を分かりあってるからこそお互いのことを尊重出来ると思ってる。

 いつも通りの朝ごはんいつも美味しい。私たちのことを思って健康的に作ってくれているご飯、それだけで感謝しきれない。それを朝私たちより早く起きて作ってくれるそれがいつも当たり前だと思っていた。これが経験できない家庭が少なからずあるんだから一日一日大事にしたい。

 ご飯を食べ終え、そろそろ行く時間だ。

「お母さん!いつもありがと!美味しいご飯お弁当を朝私たちより早く起きて作ってくれてありがと!大好きだよ!」

 そう言い残し家を出た。それがお母さんとの最後の言葉になった。

 

遥とお母さん無事仲直り。

さぁゲームの説明も入っていよいよってところですね

次回お楽しみに

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