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魔術師殺しの転生者  作者: とまてるの
第二章十騎士殺し
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第98話最終決戦

バーニスが生きている者達を治癒魔法で治している最中の横でエディと神は戦っていた

神は炎魔法と毒魔法を前方へ避けれないように同時に薙ぎ払うが大剣を振り下ろし大剣とそれで生まれる強風で炎と毒を吹き飛ばした


「こんなんでやられるって思ってんのかよ」


俺は大きく一歩を踏み出し大剣を薙ぎ払い神の体を半分に切り裂いた


「俺が2度目で目覚めた時にアストレアが脳内で教えてくれたんだ」


「お前、不死身なんだってな?」


「そうだ、私が怖いか?恐ろしいか?」


「呪いがあろうが私は絶対に死なない」


ライアードは上半身の断面から下半身を再生させると残りの下半身を大きな剣へと変形させ掴むと大剣がまだ地面に着いているエディに向かって剣を振るった

しかし神が次に目にしたものは自分の両腕が切り落とされていた所だった

次の瞬間には自分の顔が縦半分に斬られており神は状況を確認する為に後方へと下がる

エディの大剣はまだ地面から少し上がった位であの一瞬でエディに斬られたとは考えずらい


「トマソン、貴様……!」


伸縮自在の剣で斬られたのか、これがエディが剣を振らずとも斬られた理由か

エディは私に隙を与えず迫りエディに隙が出来ればトマソンがサポートをする………

さて、どうしようか?


そう神がトマソンの対策を考える暇なく横の死角からミアが剣を振るった

素早い斬撃は体験を握っている腕を輪切りにし再生に時間がかかるように仕向けた


「なるほど、私の隙を作るのが貴様か」


「オラッ!!!」


俺は大剣を薙ぎ払い神は左腕を石魔法で武装し大剣が腕にめり込みながらも受け止めた

そして右足から氷魔法を発動させミアを近づけさせないようにすると輪切りにされなくなった右腕の断面から鞭を作り出しエディの背後にいるトマソンへと放つ


「させませんよ!!」


トマソンは神から生えた鞭を切り落とすと神の頭上へと剣を伸ばし隙なく大槌へと変形させ叩き落とす

咄嗟に神は切り落とされた右腕を盾へと変形させ大槌を受け止めた


バスッ!!


突如神はエディの前で跪き体勢が崩れたせいで受け止めている大槌と大剣の負荷が大きくなった


「よくやったぞ!ミア!!」


ミアは地面から大きく生えた氷魔法を外から大回りして背後から神の膝裏を切りつけ跪かせミアは神の背後から走り近づく

流石にマズイと感じたのか盾を右腕に元通りにし右手から炎の球を出現させ握り潰し熱風と炎を四方八方へ吹き出した


「アッツ!!!」


離れているトマソンは被害を受けず素早いミアはすぐ離れて回避したおかげで攻撃も多少和らいだが真正面から受けた俺は所々酷い火傷を負い神はその隙に闇魔法を放った

その闇魔法の無数の槍は盾や武器を無条件に貫き避けるが受けるしかない

火傷を負い混乱している最中に避けるという行動に移せずそんな俺に向かってトマソンは走り出し俺の前へと飛び出した


ザクザクザクッ!!!!


「ぐはっ!!!!」


トマソンの体に無数の槍が刺さり口からはドバッと血が食道から逆流して吹き出し体は簡単に貫かれる


「トマソン!!」


「頼んだぞ……!」


トマソンがそう言った瞬間神は腕を払い無数の槍が消えるのと腕を払うのと同時に神はトマソンの首を掴み放り投げた

両者は睨み合う

バーニスはアストレアを回復させアストレアは立ち上がり周囲を見渡して優先すべき人物を決めバーニスと共に傷を癒し始めた


「傷の治りも遅いし動きも鈍くなってきたろ」


「ああ、それがどうかしたか?」


「お前、自分が負けるってわかんねえのか?」


「神が負けるわけないだろう、この私は絶対だからだ」


大剣を構え大剣を囮にして腰に携えている刀で攻撃をしようと考え足を動かそうとした時、後ろからミアが近づき横に現れた


「一人じゃないから」


「……そうだな」


返事を返した瞬間俺は動き出しそれとほぼ同時に神も動き出した

俺が大剣を振り下ろすと神は剣を受け止めようと風魔法の盾を作り出し構えた


「無駄だ!」


「馬鹿が!掛かったな!!」


俺は大剣を投げ飛ばし大剣の強烈な勢いでの一撃で風魔法の盾と衝突し衝撃のあまり神は腕が空へと上がり大剣は空へ吹き飛んでいった


「見え見えだぞッ!!」


横から剣を抜き出し迫るミアに神は強力な炎魔法を放とうとするがミアは攻撃を仕掛ける様子もなく神の後ろへと回っただけだった


一体何が狙いなんだ!?


俺は腰に携えた刀を引き抜きそのまま背を見せている神の首を切り落としその勢いのまま上半身を斬った

治癒魔法での傷の治りが遥かに遅くなり身体能力も酷く低下していた

首を切り落とされ瞬時に神は思考を巡らせた


魔女と闇魔術師

治りが遅い

身体が言うことを効かない


それから生み出したこの後の最悪の結末

この2人から生み出される魔法での"一生の拘束"であった

バーニスとアストレアがエディが生み出した最高の隙を見逃すわけもなく治癒を中断し急いで駆けつけて来るのを見ると神は死を激しく拒み始めた


「私は神だッ!!!!!」


自由を求めた神は傷を繋ぎ止め背に翼を、肉体は魔力を頼らなくても頑丈な肉体へ、体も二回り大きくなり脳は三つへと増え瞬く間もなく炎魔法を使いミア、エディ、アストレアより一歩手前にいたバーニスに炎魔法で攻撃し近づけないようにさせた


「私は神だ!!負けない!!私は全てであり死などあり得ないのだ!!!」


ライアードは獣のように暴れ回り地面を激しく叩きつけよだれをだらだらと垂れ流し神と名乗っているが到底神とは言えない醜い姿となっていた


「私は倒れてる皆んなを運ぶから時間を稼いで!」


アストレアがそう言うと俺は大声を出す


「俺達は強い!!絶対に死なない!!」


「行くぞ!!!」


そうして俺が走り出すとライアードは尖った爪を持つ3本指で爪を振るい俺は屈んで躱すと刀を振るい指を切り落とそうとした


バキンッ!!!!


刀は簡単に折れライアードは鱗でギザギザの尻尾で俺を殴り飛ばし吹き飛んだ俺はアストレアの方へと飛んで行った

アストレアは魔女の力で俺を受け止めると地面へと降ろし真っ先に俺は落ちている大剣を見た


「エディ!大丈夫……」


「俺の大剣じゃなきゃ勝てねえ!」


鱗のギザギザで血まみれになった左腕を無理矢理動かすと竜人化が解け全身から傷ができ血が吹き出し始めた


「エディ!!」


アストレアは俺の状態を確認するとミアとバーニスの戦いを見ながら治癒魔法で回復させ始めた


「お願いだから...…早く治って……!」


アストレアが泣きながら願う中、ミアはライアードの爪で腹を深く裂かれバーニスが闇魔法で縛り黒い炎で焼くがライアードはまるで効いておらずバーニスを殴り地面に激突した

辺りは静かになりアストレアの泣きすする声だけが聞こえライアードが歩きアストレアに近づく


「言っただろう、私は絶対なのだ」


ザンッ!!!!!


ライアードが手から炎魔法を放とうとした瞬間ライアードは背後から縦真っ二つに切り裂かれ瞬時に傷は回復し背後へ拳を振るうが拳までもがパッカリと割れ裂かれた拳で男を殴り飛ばしアストレアの後ろの瓦礫に激突した

流石に威力は落ちておりあっさりと男は起き上がると背を向けているアストレアの肩にポンと手を乗せる


「待たせたな」


アストレアとバーニスが治癒魔法で回復させたジェイクがそう言うと挑発するように手で招く真似をしたあとアストレアに言った


「アストレア、治してくれてありがとな」


「あとはエディを治してやってくれ」


そして挑発に乗ったライアードは姿を変形させ拳にスパイクまで生やし肉体をより頑丈にさせた


「おいおい、そんなに頑丈にしても俺の剣の前じゃあ意味ないぜ?」


「その切れ味にも限度があるんだろう!!」


そうしてジェイクはライアードが放つ強烈な炎魔法の球を斬ると二刀目の大剣を作り出し左手で投げ飛ばすとライアードは防ごうと右手をかざすと一瞬で切り裂き頭を通り過ぎた


「避けるなら今のうちだぞ?」


そうしてポケットの中にある包みに入った飴を口に放り込むと大剣を肩に掛けて余裕満々で近づいていった

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