表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔術師殺しの転生者  作者: とまてるの
第二章十騎士殺し
41/99

第41話就寝と起床

俺は仲間の遺品をポケットにしまい刑務所を出て盗賊が蔓延っている森を無事抜けた

太陽は完全に沈んでおり見えるのは冷たく自分を照らす月の光

自分は何故か虚しさに襲われていた

仲間達が死んだせいじゃなくかつて仲間達と騒いでいた記憶が蘇っていたから

そして南門に続く道を夜中7時近くに歩き夜空を眺めながら南門へと辿り着いた

例の地下バーにまで辿り着くには2時間以上掛かってしまったがローバの地下バーに辿り着いた


「通してくれ」


扉前にいるガードマンに言うとすんなり通してくれて俺は中に入る

昨日いた人達が酒を飲み合っていて任務帰りなのか吐くまで飲む者もいた

そしてローバの個室に繋がる扉の前に立つ


「エドーか、入れ」


「……アンタ、名前は?」


「あ?デカ男だ」


「俺の事舐めてるのか?」


「本当にデカ男って名前さ、それと他の連中は?」


「俺だけ生き残った」


デカ男は扉を通し昨日のように進む俺の背後に回って着いて来て個室の扉を開けるとローバが座っており俺はローバの近くに腰を掛けた


「エディ、教えてくれ」


「竜人族は逃げてった、あと一歩だったが殺せなかった」


「まあ無事に取引場は取り返せたって事だ」


「それにしては傷一つないじゃないか」


「避けてたら傷なんか付くわけないだろ」


「フン、言うじゃないか」


ローバはグラスにお酒を注ぎ俺の前に持って行った


「飲まない」


「乾杯だけでも、こうして生きて帰ってこれたんだ」


「……そうだな」


俺はグラスを手に持ちローバのグラスに当てて乾杯をした


「それでローバ、俺はアンタの条件を飲んで約束通り終わらせた。今度は俺の番だ、十騎士殺しに付き合ってくれるんだろ」


「勿論手を組もう、それにしてもこんなのレッドアイズ以降だね」


「そんなにそいつは有名人なんだな、それでどんな作戦なんだ」


「早瀬静香、雷鳴の静香と言われている雷魔法を操る十騎士だ。その女は今、実家である木造建築の豪邸でラクシャル殺害のおかげで殺されるのが怖いのか閉じこもっている」


「豪邸を攻めるのは深夜の2時、一番警備が多くなっている時間だ」


「おいおい正気かよ」


「安心しろ、囮になってくれるのは私の友人の男の獣人族がなってくれるそうだ。運良くいけば雷鳴の静香を除く邪魔者を殺してくれる」


「その男、信用してもいいのか?」


「してもいい、なんせその獣人族は傭兵最強と言っても相応しいぐらいだ。そしてその男は正面玄関から突っ切り勢力がそこに集中している間、エディは寝室にいる静香を襲え」


「わかった」


「それとエディ、疲労が溜まっているだろう?2日の休暇を取れ」


「ありがとう」


「……それともう一つ言いたいことがある」


「なんだ」


「私はこれからもお前を手助けする」


「いきなり……どうしたんだ?」


「エディ、君には数多くのファンがいるみたいだ」


そうしてローバは俺に新聞を見せた

そこにはここから少し離れた大陸にある王国の人々が反発して冒険者達が抑え込み怪我人が出る程の大事態となっていた


「反対運動の理由は魔術師の権力についてだ。好き放題しまくっている、だが自分達には何も出来ない」


「そこに君という救世主が現れた。そのおかげで溜まっていた不満が爆発し………」


新聞には各国にも影響を及ぼしていると記載されている


「十騎士の肩身は今現在狭くなっている、こんなの滅多にないし本当にレッドアイズ振りだよ」


俺が十騎士を"1人"殺したおかげで皆んなが動き出した

このまま行けば俺の復讐だけじゃなく世界を変える事も出来るのかもしれない


「では後日連絡する」


「わかった」


そして俺は部屋から出て行き表へと出た


「エドー、アンタ一体ローバ様と何話してたんだ?」


「別に、何も話してねえよ」


「ふーん、まあいいけどよ、それよりラッセルがお前の事呼んでたぜ」


デカ男が指差す方向にはラッセルが壁にもたれかけて腕組みをして待っている姿が見えた

すると突然頭痛がしてまた目の前にデットが現れる


「こいつはお前を通してエリックに情報を送っていた、殺すなら今のうちだぞ」


殺す?ラッセルをか、そんなの無理だ


「肉体関係があるからって情が湧いちまったか、お前はそんな人間じゃないだろ」


「それにもう遅いかもしれないがこいつを殺せばエリックがお前を襲う可能性も低くなる、加えてお前の旧仲の奴らがラッセルと連絡を取っていたらそいつらはお前を追って来れなくなるしな」


「やるかやらないかはお前が決めろ、なんせお前の肉体だからな、でも一様提案はしておく」


そして再び頭痛がしてデットは消えた

目の前にいる金髪の美少女を殺せば俺の負担が減る

しかし容易に殺せるほど俺は心が壊れてないしラッセルは憎むべき魔術師ではない

俺は金髪の髪色を見てある女性を思い出しきっと別の方法があると話し合いをすることにした

そして俺は歩いてラッセルの前に現れる

ラッセルの顔は何故か喜んでいて俺の方に駆け寄ってきた


「エディさん、生きて帰って………」


わかる

これは演技だ


「ラッセル、エリックに情報を渡していたのはお前か」


俺がそう言うと抱きつこうとしてきた足は止まり俺の数歩先で止まった


「もう隠す必要はなさそうね、それで?裏切って他者に情報を渡していた私を殺すつもり?」


「いいや俺はお前を殺そうとは思わない、あと一つ聞きたいことがある」


「なに?」


「俺の思い違いだったらいいがメイデンとか言う奴と連絡を取り合ってないか」


「え、それもバレてるの、そこまで来るとちょっとキモいんだけど……」


「バレてるって言うか……そうだ、バレてる」


「それもバレてるって事はその事ローバにチクッて私を解雇させる?だって私、すぐ情報漏らすんだもん」


「こんなのがアンタの近くにいたら十騎士にもいずれ情報提供しちゃうかも」


「まあでも、解雇されてもお金は沢山あるから別にいいか」


ラッセルは自暴自棄になっているのかケタケタと笑いながら俺にそう自分から離れてくれと言ってほしいそうにしている


「言わない、その代わりやって欲しいことがある」


「なによ」


「メイデン達を別の場所に移動させろ、2日後、ここは戦争状態になるからな」


「十騎士を殺すのね、それに具体的な日まで、そんな事私に教えてもいいの?」


「ああ、もしお前が早瀬静香に言えば俺はお前を殺す」


「わ、私は魔術師じゃないのよ?それに本当に私を殺せるわけ?」


「俺は十騎士の1人を殺した、2人目くらい余裕だ」


俺はラッセルを押して壁に追いやった


「ちょ、ちょっと………」


「その時は悪を味方するお前を殺す、魔術師じゃなくてもな」


「………はいはいわかりました、丁度今からメイデンと会うし遠ざけておくわ」


「助かるよ」


「それと部屋の鍵、開けときなさいよ」


そうしてラッセルはドタドタと怒りを露わにしながら歩いて去って行った

俺は眠くて疲れて地下バーから繋がる部屋へと階段を上がり部屋の中に入った

するとまた頭痛がして気付けば目の前にはデットがいた


「失望したぞエディ、お前ならラッセルを殺す選択をすると思っていた」


「俺が決めていいって言った癖になんなんだよ」


「それでも普通は殺すのが正解だ、今からでもいい、殺しに行け」


「確かにラッセルは悪い奴だ、でも殺す程じゃない、アンタも長い付き合いなんだからわかるだろ」


「その長い付き合いの俺が殺せって言ってんだ」


「でも決めるのは俺だ」


「お前……もういい好きにしろ、後悔しても知らねえぞ」


そして俺は風呂も入りもしないままベットにダイブし眠りに着いた


時間は朝の午前6時、場所は島国バーラスと言う場所

そこで1人の冒険者がベットから起き上がった


「はぁ〜、よく寝た………」


少しパーマが掛かった朝からシャワーを浴びなくても良い感じになる髪

無理に運動しなくても筋肉質な肉体

そして毎朝飲むバーラス特産の茶をカップに淹れ飲みそしてバーラス特産の発酵パンに物凄い過程を得て作られたお高いバターを塗り食べる

朝食を終えると次は支度に移る

そして目が乾燥しないよう、太陽に目がやられないよう黒いゴーグルを付け日焼けクリームを全身に塗り軽量の鎧を付ける


「最後は俺を鉄の証明を与えてくれた家宝にしてある魔術書に一礼」


その魔術書には"自由を禁じる魔術書"書かれてある


「じゃあ行ってくるか!」


その男は首に"鉄の首飾り"を下げて山の景色がいい場所にある自宅の玄関を開いて青い空に向かって飛び上がり空を飛び始めた

この男の名前はイミシェル

バーラス島国を守る正義の味方である

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ