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魔術師殺しの転生者  作者: とまてるの
第一章旅立ち編
26/99

第26話魔法の義手

俺は横から来る斬撃を屈んで避け大剣を薙ぎ払う


「オラァァァア!!!!!!」


一気に二人の腹を切り裂き横から不意打ちしようとしてくる男の胸を突き刺す


「本当に女か!?」


「化け物じゃねえかよ!!!」


すると入り口に入る時にいたあの横綱みたいな大男が男達の中から道を切り拓いて俺に近づいた


「テメェ、やっぱ最近有名な魔術師殺しだろ、大剣を使うってのも一致してるしな」


「テメェに女装癖があるのは知らなかったがまあいい、何しにここに来た」


「言うかよ」


すると大男は俺に更に近づき目の前まで来た


「お前の剣か俺の拳、どっちが速いと思う?」


「これだけだと思ってんのかよ」


「ん?」


俺は腰に下げてある短剣を右手で掴み大男の太ももに向かって突き刺した


「隠してやがったのか!!!」


刺した瞬間は俺は左手で大剣を薙ぎ払い大男は拳を振り下ろす


ザンッ!!!!!!!!


大剣は男の腕を切り離して首に差し掛かり首の半分までめり込んだ

そして力み俺は大男の首を完全に切り離す


ドサッ!!!!


首は地面に落ち自分の足元に転がった

魔術師以外は殺しちゃダメだったよな

でも俺はアフライトの言葉を信じる

必要ない殺しはしない

だがこれは必要な殺しだ

そして俺は大剣を両手で掴み男達に襲い掛かった


「はあっ!!!!!!」


ジミーは両手の方向から切り掛かって来た男の攻撃を避けて肩に手を置き飛び跳ねて目の前にいる男の顔に向かって両足の蹴りを喰らわした

鼻血を出しながら倒れていきそいつが落としたハンマーを拾ってジミーは男達の頭を叩き潰す

そして左からメイスを振り下ろし男が持っているメイスに向かってハンマーを振り下ろす


ゴンッ!!!!!!!!


激しい衝突音がした後、メイスは地面にめり込み全く引き抜けない

そしてジミーは体を回転させてその勢いで男の頭を叩き潰した


「数で押し切れ!!!!」


ジミーはハンマーを振り下ろし、振り上げ、振り回し、壊れたら殴りまた奪い、メイスで腕を潰し、腹をメイスで殴り、前蹴りをし、頭突きをする

そんな事をしている間に体は傷付き殴られるは蹴られるはハンマーでぶっ飛ばされるは剣で切り付けられるはずっと散々だった

いつしか周りに敵は居なくなり後ろにいたエディを見る


「お前も無事か」


俺は男の背中に突き刺さっている斧を引っ張って裏返し腹に突き刺さっている短剣を引き抜いてしまう

そして腹を貫いて地面に針塚にされている男から大剣を引き抜いた


「こいつらは魔術師じゃないけど殺してもよかっただろ」


「魔術師以外は絶対に殺すなって言いたいし今まではお前が武器を吹き飛ばしたりして手助けをしてお前が魔術師以外を殺さないように俺が代わりに殺してた、だから言いたい」


「今回は流石に仕方がない。特別に許可だ」


「………破門にされると思ってた」


「俺はそこまで鬼畜じゃない、まさか思ってたのか?」


「うん」


そしてジミーは頭に突き刺さっているハンマーを掴み肉に絡みついているハンマーを引き抜いた


「それにしてもその服どうか出来ないのかよ」


「ん?」


途中で身体中剣やメイスで傷を付けられたせいでドレスはズタボロで知らない間に裸になっておりどう見たって化粧をしている血だらけのパンツ一丁のヤバい奴だった


「コイツらから服剥ぎ取るよ」


俺の体に合っている男を見つけてスーツを着用する


「男気のある女みたいだな」


「あ?なんだよ」


そして残るは幹部がいる奥の部屋


「お前ら、降参するか?」


「さ、サトウさん、助けて!!」


「私達死にたくないよぉぉ!!!」


サトウとか言われている東洋人を囲っている娼婦達は一斉にサトウに抱きつき泣きながら懇願する

サトウだって!?東洋人顔だしまさか……いや、似てる文化がこの世界にあるだけか、トカゲみたいな種族もいるんだしな


「流石にあの娼婦は殺すなよ」


「分かってるって、あの幹部も殺さない」


そうして大剣を構える

するとサトウは立っているスーツを着ているボディーガードに指示を出した


「竜人族、俺とこの女を守れ」


「了解。ボス」


竜人族と言われるボディーガードは仮面を付けていて白髪なのが見える

だが老人にしては屈強な肉体を持っており既視感を覚えるならアフライトみたいだった

そしてそのボディーガードは右拳を握ると

右腕の箇所が膨れ上がりスーツが破れて腕が露出した

その腕は義手で金色の金属で出来ていてその義手には溝が掘られており紫色で薄く光っている


「ジミーなにあの腕……」


「義手だ、それに魔道具ときてやがる。見た感じあの金属は最高級の金属で出来てる、バージフィスタっていう金属だ」


「なんで魔道具持ってるんだよ」


「バージフィスタで特殊加工されてる魔道具……コイツら、相当裏市場とは仲がいいみたいだ」


「それともう一つ気を付けてほしい事がある、あのボディーガード、竜人族で魔術師ときてやがる」


「なに?」


「魔道具は俺達魔力がない奴が使うと溝が青く光る、だが魔力を持っている奴が使うと紫になるんだ」


「それに竜人族、だから気を付け………」


ボディーガードは走り出しジミーに向かって右拳を振るうと貯めていた魔力で魔道具の力が発揮しジミーはガードをしていたがボディーガードは守り越しで殴った途端ジェイクのあの拳の装備のように加速してジミーをあっという間に吹き飛ばした


違う点は威力が段違いでジェイクの時は少し吹き飛ぶ所をあの義手はぶっ飛ばし壁に衝突して壁を崩壊させジミーは別の部屋にまで移動した

もう一つ違うのは加速する際に熱する熱風を毎回放出していないと言う所だった

そしてボディーガードは俺を上から見下した後、俺を無視してジミーの方に歩いて行った


「あっはっはっはっ!!!実に面白い!!」


「説明は俺がしたくてムカついていたがこれでチャラにしてやろう」


そうサトウが話している最中にも後ろの方からドカドカと争っている爆音が聞こえ建物がちょびっと揺れる


「あのボディーガード、物凄く気に入ってるんだ、だから本当に金貨12枚で取引した甲斐があったよ」


「だからなんだよ、お前は一人でボディーガードもいない。俺の今さっきの戦い見てたろ?ほんと、お前一人に何が出来る」


「女?男?よく分かんねえ奴だな」


「仕方なく化粧してたんだ、誤解し過ぎじゃないか?」


「そうか、それにしてもお前も俺の事を誤解し過ぎじゃないか?」


サトウは後ろを振り向いて何かを掴み引き抜いた

それは前世、かなりよく世界に知られている武器だった

"刀"奴はそれを握っていた


「俺の故郷じゃ、かなり有名な武器だ。ここみたいに建物が並んでるわけじゃないがかなり良い所だぞ」


「それで?叩き落としたらいい話だろ」


「そうかもな」


「サトウさん頑張ってー!」


「サトウ、怪我しないでよね」


「頑張ってそいつをぶっ倒しちゃいなさい!」


後ろの客席から娼婦達の応援が聞こえサトウは俺に刀を向けた

一方ジミーはボディーガードから隠れていた

大きな柱の後ろに身を潜めて息を殺す


「ここまで来て隠れんぼか」


くそ………

ジミーの頭からは血が流れて先程の壁の衝撃のせいでまともに歩けもしない

このままでは終わりだ

せめて、せめて幹部の男から情報を得ればよかった

息がしたい、思いっきり吸って空気を取り込みたい

すると急に強烈な眠気が襲い俺を殺そうとしてくる

耐えろ、耐え続けるんだ!!

そう頭の中で呟いていても体は言う事を聞かない

足がふらつき前に倒れそうになり足を踏み込んだ

ガタッ

そうとても小さな音が鳴った


ズドォォォン!!!!!!!!!


ボディーガードは大きな柱に拳を突っ込み俺の首を鷲掴みした


「ごはっ!!!!!」


そして後ろに引っ張られ大きな柱に頭をぶつかりフラフラして膝を地面に着いた

そのボディーガードは俺の目の前におり絶対に逃げられない


「あの男とは連絡をしているか?」


「……誰のことだよ、人違いか?それとボケてんのか?」


「ジェイコブ、皆はジェイクと呼ぶ貧民街出身の男だ。半年前から連絡が途絶えているだろう」


「アイツに何をした……!」


「確認は出来た。それはあとから教えてやろう」


するとボディーガードは宙に浮く


「な、なに……!!?」


「空を飛ぶ奴はそう珍しくないだろ」


「それは、禁術魔法だ……使えたとしても、風の魔法を熟練した魔女並みの寿命がないと使えないはずだ………」


ズドッ!!!!!!!


ボディーガードは屈んでいるジミーに対して思いっきり膝蹴りを喰らわしジミーは血を吐いて気絶した


「仲間達が待っているぞ」


そうしてボディーガードは天井に穴が空いている娼館から飛び去って行った

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