表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/23

転移とギフト

こちらノベルバ、カクヨム様にて最新話まで投稿中!

 やあ皆、俺は春風冬馬

みんなは転移物のラノベとかは読むかな?


 俺はそこそこ好きだったりする。

普通に王道の魔王討伐だったり、ただチートで好き勝手するものだったり色々あるけど、俺は一つだけ好きになれないものがある。


 それは転移物の中でもさらに追放ものと呼ばれるジャンルだ。

理由は色々あるが、、最も大きなものはやはり、力がないからといきなり迫害されたりするからだろう。


  転移物なんか向こうから呼び出してるのにそんなことをするなんて酷いと思わないか?

だから、俺は追放物が好きじゃないのだが…





ど う し て こ う な っ た !


 俺は今王国の城下町に居た。

なぜそんなことになったのかと言うと…

事件は数時間前に遡る







『皆には世界を救ってもらうよ!』


 いきなり真っ白な世界に連れて来られて第一声がこれだった。


 俺は呆然としていると

幼なじみでクラスの人気者の藤咲葵フジサキアオイが


「ねえねえ、冬馬。どうなってるの? これ……」


と聞いてきた。

もちろん俺に聞かれても分からないので適当に流したが。


 そんなことをしてると

皇勇人スメラギユウト(イケメンで完璧超人のいけ好かないやつ)が


「一体これはどういうことなんですか?!」

と聞いていた。

 

俺はどこに向かって話してるんだと目を凝らすとそこには白い光が。


 その白い光はこう答えた


『君たちは異世界に召喚されることになったのさ。

いわゆる勇者召喚ってやつだね。

今向こうの世界は魔王軍に侵略されていて、勇者を求め召喚の儀を行った。

その結果呼び出されたのが君たちさ』


 俺は聞いていて意味がわからなかったが皇が謎の白い光にさらに質問を重ねる。


「あなたは何者ですか? 僕たちには戦う力はありません! この先どうなるのですか?」

 

 白い光は輝きを少し強くしてこう言った


『僕は神様、向こうの主神で名前はアルス! そしてよくぞ聞いてくれたね! 君たちは戦えないよね!そこで僕から君たちにギフトをあげよう!』


 ギフトとはなんだろう。

俺が口に出す前にその光は答えた


『ギフトというのは分かりやすいのだと勇者の力や賢者の知恵、剣聖の剣技などを苦労せず手に入れられるものさ。

まあ勿論それぞれランクがあるけど、できるだけいいものを取りそろえたよ!

君たちは人数が30人だから、30個用意したよ!!

ギフトって言って画面を見てみて!』


 何を言ってるのかは分からないがとりあえず言われた通りにしてみる事にした。

ギフト!




《ギフト》

SSランク

・勇者の証

・聖女の祈り

・剣聖の剣技

・賢者の知恵

・大精霊の誓い

Sランク

・ 龍王の加護

・聖騎士セット

・魔剣士セット

・魔導師(攻)セット

・魔導師(守)セット

・魔導師(癒)セット

・魔導師(支援)セット

Aランク

・剣豪

・アイテムボックス(特大)(時間遅延)

・精霊術 (適正大)

・氷雪魔法 (超極大)

・嵐魔法(超極大)

・火炎魔法(超極大)

・大地魔法(超極大)

・身体強化(大)

Bランク

・テイマーセット

・全魔法適正(中)

・従魔(オーガ知性あり)

・従魔(アイアンゴーレム知性あり)

・精霊(中位)(属性選択可)

Cランク

・剣技+身体強化(低)

・魔力操作+魔法(低)(属性選択可)

・武器術(選択可)

・障壁

error

・??????




 おお、色々あるな。

最後のはなんか文字化けしてるけど、、


『この中から好きに選んで欲しい! あ、それと身体強化ってのはスキルとかじゃなくステータスの数字が今より上がるって事ね、スキルは貰えないから注意! 魔法の極大とかは適正の高さだからレベルとかは1からスタートね! 基本的に適正は極、超特大、特大、大、中、低に分けられるよ』


 …てことは身体強化系を取らないとステータスが足りない、かといってスキルなしはなぁ、せっかくの異世界だし……ん?てかセットは?


『あ、そうそう。

セットは色んなのが入ってるってこと。

剣聖の剣技なら剣だけじゃなくて身体強化もある程度あるし、思考加速などもある。

だからオススメはセットかなぁ』


 なるほど、、ならセットにするかな。

あーでも勇者系統は使命とか面倒そうだからなぁ。

と、俺が考えていると


「皆聞いてくれ! 俺は勇者になろうと思う!」


と、皇が話し始めた

 

 要約すると、

どうやらあいつらの仲間内でSSランクのスキルを独占し勇者パーティになる、みたいなことを自分を正当化しながら話していた。


  俺はそれを取るつもりもなく、まあ勝手にしてくれと思いながら見ていた。


 その結果、勇者の証は皇勇人、剣聖の剣技はそいつにいつもくっついてる相田翔馬アイダショウマ、賢者の知恵は物静かな黒髪美少女の黒田由美クロダユミ、大精霊の誓いは皇が話す前に取ってしまったらしく皇のグループじゃない海堂夏海カイドウナツミという子が貰っていた。聖女の祈りはというと、、


「え、ええ?! 私?!」


 そう、俺の幼なじみの葵だった


「わ、私に聖女なんか務まらないよ!」


 葵はそう言っていたが皇が押しに押して、葵は押しに弱いとこもあり結局聖女になっていた

そして俺も選ぼうと思ってステータスを見た時にはSSランクどころかSランクまで全て消えてい

た。


 俺が驚いているとどんどんギフトが消えていった。


 慌てて俺も取ろうと思うが優柔不断な俺はどれがいいか悩む。


 その一瞬でBランクのスキルまでが全て消えた

慌てて剣技を押すがタッチの差で他のやつに取られ、とうとう残ったのはerrorという謎のランクに分類されているギフトのみだった。


(うそだろ……やべぇ! こんな意味わからないギフトで戦えるのか俺は……!)


 そう考え、しかし取らない訳にも行かない俺がそれを押すと、


『うん、ギフトが完売したね! それじゃあ君たちには異世界へ行ってもらう!異世界の名前はヴァルガン! それでは、願わくば汝らに与えし力が世界を救うことを祈っている。

じゃーね! 行ってらっしゃい』


 そう言い追えると、白い光はどんどん眩くなり、やがて視界を埋めつくしそのまま…









魔法適正には微というのもあります。

しかし微ではほぼ魔法が使えないので説明がされていません

面白かった!面白くなかった!や、誤字脱字報告、ただの批判でもコメントして貰えたら嬉しいです!(反応あるとやる気出る)

良ければ次の投稿までブックマークしてお待ちしていてください!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ