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健二's side story

AM7:36



オレは家に帰宅する。



『おい!帰ったぞ!』



…なんだよいないのか?



…疲れたな、、、。



…少し寝るか?



…夜またデートだしな。



…昼はあいつの飯食って、夜は由美ちゃんとデートか。



…昼まで寝とこう。



オレは玄関から入り、リビングには行かず自分の部屋に入り、少し眠った。







AM11:35



『うーんよく寝たな。今何時だ?』



時計を見たら11:35を指していた。



そしてオレは自分の部屋の扉を出る。



『おーい!おーい!深雪飯ないのか?』



呼びながらリビングに行き絶句した。



『なんだこれ!!』



机と椅子が血まみれになり、机に鍵が9本



9本には1から順番に9まで付箋が丁寧に貼られいる。



机を見ると手紙があった。




''''''健二さんへ。


あなたはしあわせですか?


私は今日自殺をします。


今日の日付けが変わるまでに会いに来てくれないと私は自殺をします。


では楽しいディナーを。



p.s 鍵は10本!思い出の品が入ってます。

今日の為に準備をして来ました。


1つ目は机にある結婚指輪を買った地下鉄の最寄り駅のコインロッカーの鍵です。


次はそのコインロッカーの中に入ってる物の最寄り駅が2番目の鍵です。


私達がよくデートした地下鉄のロッカーを利用しました。''''''



オレはいても経ってもいられず、手紙を最後まで読まず、深雪の携帯に電話をした。



【♩♫♩】



携帯は机の上で無情にも音色を響かせていた。



『冗談だろ?あの深雪がか?』



…鍵10本?



…9本しか無いじゃないか?



オレは手紙の続きを読んだ。



''''''私は本気です。携帯の動画フォルダー、を見てください''''''



そう書いてあり、オレは深雪の携帯を手に取り動画フォルダを開いた。



そこには手首と包丁が映っていた。



次の瞬間!



深雪がリストカットをして、血が流れる動画が映っていた。



『深雪ーー!!!』



オレは急いで着替えて、カバンを持ち、カバンの中に、深雪の血まみれの指輪と鍵と深雪の携帯を持ち、家を飛び出した。



この時AM11時50分!



タイムリミットまで、12時間10分!!



オレは丸ノ内線に乗り銀座に向かう。



…深雪、、、、。



…オレが浮気をしたからだよな。



…わかんないフリをしていたのか?



…ずっと我慢していたのか?



…昨日も5年前に浮気を始めた時と変わらない顔を態度をしていたじゃないか?



…わかってあの笑顔を作っていたのか?



…クッ、、、、。



…死ななきゃいけないのはオレの方じゃないか、、、。



…深雪、、、、。


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