10個目は 深雪の本音
『深雪、、、、、。なんで今まで言わなかった、、、、、。死ぬまで、、、苦しませたんだな、、、、。オレは。』
滝の様に涙が溢れた。
今日オレは一生分泣いた様な気がした。
それでも深雪が受けた苦しみからしたら、5年分の1しか無い!
…失いたくない。
…今更遅いかもしれない。
…それでもごめんなさいと、大好きを深雪に伝えたい。
…晴海埠頭か?
…何時だ?
…23時35分?
…後25分しかない!
…地下鉄じゃ間に合わない!
外でひたすらタクシーを探して手を上げた。
しかし通るタクシー全てにすでにお客さんが乗っていた。
…なんだよ!
…もうそこなのに、、、、。
…やっとここまでたどり着いたのに、、、。
…諦める訳ないだろ!
その時反対車線でタクシーが止まった!
オレは周りを見ないで反対車線に渡ろうとした瞬間!
【プアーー!!!】
目の前ギリギリをダンプが通過していった。
驚いて腰が抜けた。
反対車線に止まったタクシーの運転手がオレに駆け寄って来た。
「大丈夫かい?」
そういい、引き起こされた。
…死ぬとこだったな。
…今死ねばよかったのか?罪なオレは。
…いやダメだ!生きてる!
…オレも生きていて、深雪も生きている!
…まだ生きているんだ!
…生きているうちに伝えないと死ねない事がある!
…謝らないと、、、。
…まだ死ぬわけにはいかない!
『運転手さん。大丈夫です。ありがとう。全速力で晴海埠頭まで。』
そして、2人でタクシーに乗り込み
オレはタクシーで晴海埠頭に向かった。




