7つ目は 浮気相手が作る予定だったカレーの材料
物にすると8個目ロッカーにすると最初の指輪を除くから7つ目のロッカーになる
これを開けて後鍵は残り2つ!
【カチャン】
…うっ、、、、。
中に入ってる物に内臓をえぐられる。
…浮気相手の彼女にあげた帽子じゃないか、、、。
…全部知ってたんだな、、、。
…どうして、、、。
…そこまで詳しく知ってるのか深雪?
…それで毎回おまえは帰ってきてあの笑顔でいたのか?
…行かなきゃ、、、。
…これはオレの罪だ。
…行かなきゃいけない。
そんな時浮気相手の、由美ちゃんから電話が入った。
「健二さん待ち合わせ時間過ぎてるよ。」
『由美ちゃん、、、、。』
「遅れるなら電話くらいしてよ!」
…ごめん。
…ごめん。
『ごめん。今日は行けない。』
「はぁ?行けないってどういう事?私すごい高級ディナー楽しみにしていたんだよ。」
『由美ちゃん。もう会えない。もう今日で終わりにしてくれないかな?』
「健二さん。冗談だよね?別れるなら、会社のみんなにバラすよ。あなたが奥さんと別れるって言ったんじゃない?」
…、、、、、。
「なんとか言いなさいよ!」
『ごめん。』
「マジムカつく!会社で覚えてろよ!」
…終わったな、、、。
…オレの人生。終わった。
…軽い気持ちで弄んでみんなを傷をつけた罰だな、、、。
…会社で何があっても、オレはとりあえず深雪に合わないといけない。
…不倫の結末なんてこんなもんだ!
…幸せになる訳がない!
…バカだな!
…バカ過ぎる、、、。
…わかるだろ?こうなることくらい!
…なぜあの場で浮気相手に自分からモーションをかけた?
…こうならないとわからないのかオレは、、、。
…誰も幸せにならない。
…なんだこの結末は。
…毎年深雪の結婚記念日に、オレは何をやっているんだ、、、。
…それでも、行かないと。
オレはもう、いつ倒れてもおかしくない精神状態で不倫相手の最寄り駅のロッカーに向かった。
でもそれは自業自得、身から出た錆び、自分でその道を選んだ結末だから攻める相手などいない。
そうオレが諸悪の根源だったと、今日深雪の行動で理解をしていた。
時刻はもうじき21時だ。




