ミッションブリーフィング1
前よりちょっと短いかも。
成長はしない(断言)
人を殺す時は悪魔の様に人を騙し、死神の様に冷酷に狩れ。
彼の師匠の残した言葉のうちの一つだ。宿に帰るとそこは仕事仲間の重たい雰囲気で包まれてた。楕円形の机を囲む7人の中でも中心にいる男が口を開く。
「さっきの爆発、お前近くにいただろう」
その声には重みを感じ、鋭い眼光には圧力を感じる。だが、何か引き寄せられるカリスマ性は老いを感じさせない。社長兼作戦司令官のルファーだ。
彼は困った様な顔をするが直ぐに元の死に顔に戻ると
「確かに近くにいましたけど、爆発が起きた程度しか知りませんよ。」
そして察した。
「依頼ですか?」と苦虫を噛み潰した様な顔をすると。
「じゃなきゃこんなに暗いわけないじゃん」と女性の声がキッチンから聞こえてくる。トレーの上にマグカップをのせて現れたのはアジア人だった。顔立ちは整っていて美人というより可愛いという印象を受ける。身長は彼よりも少し高めで頼れるお姉さんと言った感じだ。ただし、その目に映る好奇心の色はいつも彼を悩ませている。
頃合いを見計らっていたルファーがこう切り出した。
「今回の依頼は兵器倉庫の奪還とテロリストの武装解除だ。上手く行けば比較的早く終わるだろうが、今回の相手は今までとはちょっと違う。」
あれ兵器倉庫だったんだと思った彼が気になった事を聞く。
「核兵器はそこにあるんですか?」
その質問に顔色一つ変えずに頷いた途端、皆の顔色がもっと悪くなる。
その様子を見たルファーはこう付け加えた。
「問題はそこじゃない。今回は相手の方がもっと面倒だ」
全員がルファーをみる。
「今回の相手は、子供だ」
「、、、、、、、」
「え」
読んでいただきありがとうございました。
前と比べても成長が感じられないのが何とも腹らだたしいですね。
こんな読みずらくて退屈な文をよめる人は凄いとおもいます。