表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

47/48

【1章-22】清く、正しく、おぞましく-2【内臓表記】

 ファンタジーである限り、残酷でなくてはならない。

 中でも内臓の具体的描写は必須である。


 ある翻訳家のファンタジー観です。

 デイヴィッド・エディンクス作の【タムール記】のあとがきにこのように書かれています。

 冒頭からものすごいことを言うので、面食らいましたが一理あります。


 作中では、残酷な文化圏の架空の作品について描かれています。


 血や脳しょうが何タル分集まったか、はらわたが何メートル散らばったか。それこそが、戦場の誉れである・・・。


 残酷といえばそうですが、日本なら首を塩漬けにしたり、耳を首級の変わりに切り取ったといいます。

 過激な表現ではありますが、ここでも気をつけるべき表現があります。


 R指定にならない残酷表現として、【地獄絵図】であることはいいのですが、そこに【阿鼻叫喚】の要素を入れないことが重要となります。


 つまり、残酷な扱いを受けつつも、苦しんでいないこと。

 苦しそうに見えないことなどが条件です。あるいは、コミカルに見えることですね。

 

 狂気に陥ってしまっている場合には、見る側に【痛ましさ】を感じさせてしまうので、NGに近くなってしまいますね。


 鬼灯の冷徹は、文字通りの地獄絵図をコミカルに描いていました。


 オズの魔法使いで、カカシがわらを抜かれる。

 これは、内臓を取り出されるに等しい行為です。


 幸せの王子は、目がなくなろうが、溶かされようが悲鳴一つ上げません。

 幸せのまま、物語は終了します。


 見る側の【精神的苦痛】を配慮することが、残酷表現の重要な要素になってくるわけですね。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ