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【1章-1】色から来る差別

 髪や肌や瞳の色で起きる差別や偏見。あるいは神聖視。


 これらは、歴史を調べれば数えきれないほどあります。

 キリスト教圏では、主に赤や黄色が差別対象となりました。


 裏切り者のユダや、北欧神話のロキなどのカラーも黄色です。

 バビロン神話のイシュタルも「緋をまとう者」として、忌避されたようです。

 「レッドドラゴン」が悪逆非道の象徴となるのは、ドラゴンというサタンに近い外見と、赤という色が血や炎、闘争や強欲を連想させることが原因とか。


 レッドドラゴンは火を吐き、人をさらって、宝を略奪します。

 カラーシンボルに忠実な悪役ぶりですね。


 日本においても、オランダ系の金髪の人を【紅毛人】と呼んでいたようです。赤みがかった金髪を赤毛と称したようで、現代人の感覚でいうと正直色彩感覚を疑いますが・・・。

 このあたりの話は、またいずれ。


 とにかく、赤があまり良い色ではなかったようです。

 

 緑や青の髪さえ存在するライトノベルの世界ではあんまり触れない所ですが、【神速果断のシャープネス】では色の差別と偏見をふんだんに盛り込んでストーリーを展開します。


 赤、黒が不吉。


 これはシーグの目と髪の色。


 金、白、青が吉兆。


 これは、サフィリアの髪と瞳、身につけているローブの色。


 こんな偏った認識が主流となった世界です。


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