【1章-6】 変動の因子・東洋
東洋で重要な意味を持つ暦は多数あります。
今回はそのうちの一つ、干支に注目してみましょう。
2014年は【きのえ馬】です。
よく似た発音の【ひのえ馬】は火の属性が強く、火事が多い災害の年とも言われています。
【ひのえ馬】の年に産まれた女性は気が強い。
【ひのえ馬】の嫁さんは将来、旦那を蹴り殺す。
色々な説がありますね。
ひつじ年生まれの女性は紙を食う。
つまり、紙幣を無駄に食うので、貧乏になる。
こんな話もあって、嫁入りにも支障がでた時代もありました。
大正時代から、昭和の中期、後期まではかなり大きなファクターだったようです。
では、もっとも縁起が良い年とはいつか?
それは、【甲子】です。
甲子園の名前の由来ともなりました。
干支は12種類ですが、それが5回めぐるとスタートに戻る。
60年で還暦というのは、文字通りに暦が一巡りしたという意味なんですね。
【ひのえ馬】もこの60通りある年号の一つです。
甲子の読み方は【こうし】あるいは【きのえね】
ネズミ年の一番最初、つまり60ある暦の一番最初なんです。
だから、とても縁起がいい。
じゃあ、この縁起がいい年に何が起きるかというと政変とかクーデターです。
時代が一巡りして終わり、世界が新しくなる。
なので、政府の転覆を狙う人たちが立ち上がるようです。
三国志のスタートでもあり、中華史上最大級の内乱である、【黄巾の乱】
これは、甲子に起こりました。
黄巾の旗に刻まれていたのが、以下の16文字。
蒼天已死 (蒼い天、つまり漢王朝はすでにほろんだ)
黄天當立 (いまこそ、黄天が立つべきだ)
歳在【甲子】 (歳は甲子である)
天下大吉 (住み良い天下を作ろう)
王朝の終末に、暦が後押しした形で乱は広がっていきました。
不吉といわれる【ひのえ馬】よりも、縁起のいい【甲子】の方が多く死傷者が出ている。
皮肉としか言いようがないですね。
神速果断のシャープネスでは、
サムハイン(死神の夜)=不吉
この日に産まれたのが、シージペリラスのシーグ・ペイラック。
冥府とこの世の距離が近くなると言われている暦です。
インボルグ(収穫祈願の春祭り)=祝福
この日に産まれたのが、サフィリア・フェルナンディ。
偉人の転生者と考えられていますが・・・
転生しやすい暦。つまりは、こっちもあの世に近いわけですよねー。




