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Rebirth days  作者: ロルド
Chapter 1-My room-
3/4

The torture chamber of my room

超ーーーロースピード更新です

 俺はどういうわけか今自室に閉じ込められている。そこには開かないタンスがある、だが俺はこのタンスを攻略するための答えを見つけた。

 このタンスは木製だが燃えない、でも焦がす事が出来る。そして焦がすと何故か脆くなるようだ、そしてタンスにドライバーで穴を開け、そこにロープを通せた。なら、穴の回りを焦がして脆くすれば穴が大きくなってそれを繰り返してどんどん穴を広げていけばいいという推理だ。それでは実行

 ロープを通し、回りを焦がすと…ハイ!ロープが燃えました!……先に焦がしてロープを通す、それで力いっぱい引いて………


バキッ!


 よし!うまくいった!で、中には…USBメモリーがある。

 パソコンにさしこんで電源を入れてみるがやはりパスワードのせいで起動しない。もしかしたらどこかにパスワードのメモみたいなものがあるのかもしれないし、きっとこのUSBメモリーが脱出の鍵になるだろう。そしてここで一番怪しいのは、拷問部屋だな!…正直に言うとあそこにはいきたくないんだけどな…

 とりあえず俺は拷問部屋の中をまんべんなく調べていった。すると、ギロチンの下になにやら怪しげな箱があるのを見つけた。しかし、このギロチンは下で物が動くと落ちてくるように作らているようだ。ならば、ギロチンの下に動かなくて固く固定できる物を配置すればいいと思う。それかギロチンの歯を取り外すかだ。

 さっき取り外したタンスの板ならチェーンソーを歯こぼれさせるだけあっていけるかもと思ったが、やってみると豆腐を切るかのようにスッと切れた。つまり、ギロチンは取り外さないと確実に箱は取り出せないだろうし、出来ないと俺が死ぬということだろう。

 部屋の中を探すとさっき壊れた筈のチェーンソーが直っていた、試しにギロチンの歯の回りに有る木の部分を切ってみたら思った以上に楽に切れた。そして歯を取り外し箱を取り出してみた。箱には鍵穴らしきものがあった。

 しかし、此処の部屋は開かないタンスや、この箱のようによく三流の脱出ゲームにあるものが多い。ならばもしかすると一見普通の壁でもカモフラージュされているだけで何かあるかもしれない





…結論から言うと無かった。自室と拷問部屋の壁を調べつくしたが何もなかった。

 そんなときに何処からか声が聞こえた。


「おや、どうやらその箱の開き方がわからないようですね。一つヒントをあげましょう…その箱は鍵でないと絶対に開きませんそしてその鍵は一度貴方が見つけていますよ!では頑張って下さいね」


 確か今の声はアイツだ俺をこんな場所につれてきた奴だ。そんなことよりアイツが言っていたこの箱の鍵はなんだろうか俺が見つけている物?鍵なんて何番目の部屋のやつぐらいだ、だが此処から他の部屋には出られない、なら今俺がこの部屋で見つけたものの中でまだ使って無い物がこの箱を開けることが出来るのだろう。そんな物無いよなぁ、まぁ一様確認はするがな。えと、確かまだ使ってないものと言えば…USBメモリ?でもこれは鍵ではないと思うし、そんなものが入るスペースは無い。そういやこの変なボタンはなんだろう?押してみよう。

ポチッ


カチャン


 何故か箱が開いた。箱の蓋に何か書いてある。

『まさかこれが電子ロックだと気づき、USBメモリが鍵だとわかるとは思いませんでしたよ。』

 正直にいうと全くの偶然だ、いやこれ普通はわかる筈がない。それとは別に中には意味不明に文字が並べられた紙が入っていたその内容は

『いぶか お んぎこうさ のそわ は ぱお か ん』

 そしてその横に何かを書いた上に少し古い服を着た子供が描かれていた。





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