第6話
あの日から俺の時間は止まったままだ
何の意味も見出だせず、ただ毎日を繰り返している
なんで…どうして…
いや…違うか…俺が原因を作ったんだ
すべては初めから決まってた事
それでも君の声がいつまでも耳に残っている
あの明るい君の声が…
「樹」
初めて君にそう呼ばれた時、素直に嬉しかったのを今でも覚えている
だから…もう1回名前を呼んでくれ…
けれどそれは叶わない願い事
あれからいくつの夜を越えただろうか
部屋の窓から星が見える
流れ星がひとつ…ふたつ…
あんなにも綺麗だった流れ星が、今ではこんなにも寂しく見える
俺は君にとっての流れ星だったのかな…
悪い夢…
そう…きっとこれは悪い夢…
目が覚めたら隣には前と変わらず奈々がいる
いつの時もそんなふうに思っていた
どれだけの時間が過ぎても俺は前に進む事はできないだろう
すべてが嘘だったとしても俺には君が必要なんだ
何が起こっても俺は君が好きなんだ
そして今日もまた1日が終わる
「樹」
奈々の声が聞こえた
ずっと待っていたんだ
また君に会える日を
もう離れたくない
君を失った日から…ずっと…ずっと…思っていた
やっと俺の時間は動きだしたんだ
他に何もいらない
ただ君が隣にいてくれるだけでいい
それだけで俺は前に進む事ができる
もう苦しむ事はない
もう悲しむ事はない
いつまでも君と共に…
「奈々」
転がり続けた石は静かに坂の終わりに辿り着く
明日はもう来ない…
初めて小説というものを書いてみて、まぁ難しいですね。
次はもっとしっかりした伏線など作って、強引な展開じゃなくて、納得できるようなものを作りたいですね。
最後まで読んでくださったみなさん!
ありがとうございました!




