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特別な日であること

作者: Soraきた

しわくちゃなシャツでいたことに

いま気づいた


自分の性格からして

どうでもいいかなと

そう思いつつ

じつは、

今日が特別な日であることへの重圧が

たしかにあった


そんなピントが外れた僕のことを

キミはいったい、どう思うのだろう

とても気になった

だけど

キミはそんな僕に対して

何も言わない

おそらく、気づいてても

気づかないフリをしているだけなんだろう


たぶん、

お互いに

お気に入りの服に

お気に入りのモノで

今日の日を迎えたに違いないと



キミと待ち合わせ場所で会って

本当はそのときに

キミを誉めないといけないのに

それを見事に忘れてしまってた


しわくちゃシャツのことはどうであれ、

キミとの時間を大切にすることが

いまの僕の役目


キミの見えないところで

シャツを伸ばしてみたり

そんなことは

いらないよね


このふたりのあいだで

足りないものがあるのなら

僕は遠慮しないで

キミに見つけてもらえばいいかな

遠慮することなく

キミにお願いしてみたらいいのかな。








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― 新着の感想 ―
[一言] シャツのしわ、とか 特別な日だと 気になり始めたら、 どうしても頭の片隅から追い出せなくて つい僅かな時間でシワを伸ばす努力したりとか そういう微妙な気持ちにとても共感しました
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