表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
闇夜に怪盗は舞う  作者: 新山翔太
7/27

7章「白色の影 1」

暗闇を地に這いつくばって、僕は走っている。


怨念の醜い姿で走る。


都市の明るい光と、漆黒の姿の僕。

・・・・・・

「次のニュースです。カフタスの歴史車両博物館にて、限定生産の『ポルシェ 911 912』が展示されます」


喫茶のモニターに、あるニュースが出ていた。


「マスター。次の獲物はこれにする」

「車なぞ邪魔だろう」

「違うよ。自分用。今は近所しか盗れないし、いつか対策されるしね」


マスターは、顔に似合わない不安気な顔を浮かべた。


「お前は、いつか私から消えるのか」


そう言うと、マスターは裏に消えた。

・・・・・・

「マスター・・・いつか親孝行してあげるから・・・」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ