転生者は二度死ぬ~あるいは艦長の決断~
やっぱりふんわりとしています。
専門用語は正しく使うのが難しいのでなるべく使わないようにしています。
作中で成人を15才からとしているのは、きっと未来では引き下げられるのではないかな?と思ったためです。
「もう後1時間を切ったか。」
見たくもない時計をうっかり見てしまい、止める間も無く口の端から言葉が漏れてしまった。付き合いの長い副艦長は、それが無意識に近い呟きと分かってくれたのだろう。
「はい。」とだけ、囁くような微かな声で返事をしてくれた。お互いにそれ以上の言葉は無く、沈黙のみが艦長室を支配する。これ程までに時間をもて余すのはいつ以来だろうか。少くともこの戦いが始まってからは初だろう。
静けさに耐えかねて席を立ち、コーヒーサーバーへと歩を進める。私が艦長に就任した折りに妻がプレゼントしてくれた年代物だ。
(コーヒーなんて時代遅れな飲み物のどこがいいのかしら?)
妻の呆れた声が聞こえた気がして振り返るが、そこには私と副艦長の席があるばかりである。当然ながら妻の姿は何処にもなく、訝しげな表情の副艦長と目があってしまった。
「君も飲むかね?」
どうせ飲まないだろうと思いながらも、気恥ずかしさを誤魔化すように声をかけた。
「そうですね。頂きましょう。」
予想外の返答に呆気にとられて思わず聞き返しそうになったが、すんでのところで踏みとどまり無言で体をコーヒーサーバーに向ける。コーヒーを飲むだと?あの副艦長が?この数十年の付き合いの中で一度だって飲んだことがないくせに?
「悪いが砂糖もミルクも無いぞ。急いでいたから買い物もできなかったんでな。」
そう言いながらカップの一つを副艦長の机に置くと、副艦長は恐々とカップを手に取って口に運ぶ。
「熱い。」と、副艦長が呟く。
そういえばこいつは猫舌だったな、とどうでもいいことを考えながらカップを口に運ぶと、コーヒーの香りに誘われるように家族との最後の会話が思い出される。
定年による退役を目前に、溜まった休暇を消化すべく我が家を満喫していたところに、司令部から緊急の連絡が入った。
海賊でもでましたか?と聞けば、正体不明の侵略者からの宣戦布告があったとのこと。詳しい話を聞いてみれば3日後に総力戦を行うと言われて急いで支度を整えたが、司令部は何をどうして総力戦を決定したのかが気になった。
総力戦を決定するほどの何かがあったのかと思うと、今度ばかりはどうにも生きて帰れる気がしない。しかし艦長自らがそのような弱気なことを口にするわけにはいかない。
家族を不安にさせぬよう、いつも通り家を出たつもりだった。何気ない口調で、せっかくの休暇が台無しだがこの戦いを最後に引退するのだから自宅にコーヒーサーバーを置く場所を用意しておいてくれ、と長く連れ添った妻に伝えたとき、妻はなぜ涙をこぼしたのだろうか。
「苦い。」
副艦長の呟きは聞き流す。コーヒーは苦いものということさえ知らなかったのだろう。
伝統の味だか何だか知らないが、販売が開始されてからたかだか千年にも満たないような、土星のリングから採取されたミネラルウォーターしか飲まないのだこいつは。そのくせ今年は彗星が接近したから50年に一度の奇跡の味などと毎年のように繰り返すから付き合いきれぬ。
それに比べてこのコーヒーサーバーはどうだ。かつてあったと言われる伝説の大国の軍隊も採用したというMREという種類のコーヒーの味を忠実に合成してくれるという逸品だ。正に男の飲み物ではないか。液体が蛍光色というのも実に気が利いている。
なんとも苦そうな表情の副艦長の顔を頭から押し出し、愛する妻の顔を思い浮かべる。政治家の狸どもにも通用する私のポーカーフェイスだが、一度だって妻に隠し事をできたことはない。私が帰らぬ覚悟を決めて家を出たことを、妻にだけは悟られたのだろうか。それとも私が軍人を辞めることへの安堵の涙だったのだろうか。
「博士は間に合わなかったようですね。」
なんとかコーヒーを飲みきったらしい副艦長が呟く。
「無理もない。」
学者の癖に戦艦に乗りたいというだけの理由で司令部と交渉したという博士は間違いなく変わり者だ。今では我が艦を自宅と勘違いしているのではないかと不安になるレベルで入り浸っている。
今までも幾度と無く博士の知識と機転に救われてきたのも事実であるが、いくら博士が有能でも今回ばかりはお手上げだろう。
敗色濃厚どころかほぼ確定している戦況下で、頼みの綱の機体はブラックボックスの塊だ。なぜ動くのか、どう操縦すればよいのか、燃料も起動方法も整備方法すらも一切が不明ときている。だめ押しに唯一のパイロットは原因不明の突然死だ。
彼の遺体をコックピットから出してやる方法を解明できただけでも、博士こそは世界最高の頭脳と誇っていいだろう。それが、他の誰にも理解できない手順と理屈だったとしても、だ。そんな博士と我々に対して司令部は、機体の起動方法を解明し、新しいパイロットを選定して操縦方法をレクチャーしろと無理難題だけを積み上げた。
司令部の連中も他に言えることは無いのだろう。この絶望的な状況の中で、彼と彼の機体だけが唯一の希望だったのだから。
博士だけでも脱出して下さいという我々に対して、時間を下さい、と言って博士は格納庫に向かってくれた。我々は無言で頭を下げることしかできなかった。博士が格納庫の隣の倉庫を改造して、ラボという名の自室にしたのはこのような事態に備えていたのだろうか?
博士なら、まあひょっとしたら役に立つかな?って思ったんですよ、と言いそうな気がしてならない。
手持ち無沙汰に状況を再確認するが、良い報告は何もない。他の艦長と話すことももうできない。艦隊は既に我が艦を残して壊滅しているのだ。この艦が残ったのは私が有能だからではない。彼の機体の発着艦であり、彼の奮闘による恩恵を最も強く受けたというだけでしかない。
敗走が許されるならとっくの昔に撤退していただろう。だが我々に退路はない。
「何なのだろうな、この戦いは。」
幾度と無く繰り返した意味の無い問いがこぼれる。指定された時間に指定されたエリアで勝ち目の無いほどの強大な敵と戦わされる。戦闘を拒否したならばその強大な敵が雲霞のごとく押し寄せるのだと言う。もちろん我々が敗北したときも。
引き返すこともできぬまま指定されたルートに進むうちに、気がつけばずいぶんと遠くに来てしまった。司令部と通信こそ可能だが補給も増援も望めないだろう。そもそも戦える艦などもう無いのだ。
「まるで戦闘実験の被験者になったような気分ですね。」
副艦長はなかなかうまい例えをする。確かに敵は少しずつ数を増し力を増し、我々に与えるストレスは強くなる。我々がいつ死ぬのか、無感情に実験を繰り返すかのような敵の行動は、とても侵略行為とは思えず違和感しか感じない。
だがどうにもしっくりしない。仮に我々が被験者だと言うならば、被験者でいられる理由は何だろうか?もしこれが実験であるならば目的があるはずだが、敵に比べれば我々はひどく脆弱で、とても被験者の役割を果たしているとは思えない。まるで大人と子供の喧嘩のような力関係では、戦闘実験として成立するわけがない。むしろ我々を全滅させないような気遣いまであった可能性は?あるいは戦いを通して我々に何かを伝えようするメッセージの可能性はなかったか?
大人と…子供…?
「まさかこれは指導対局か!?」
思わず叫んで立ち上がる。副艦長が目を丸くしてこちらを見ているようだがそんなことはどうでもよい。これはまるでボードゲームの指導対局ではないか。
少しずつ変化するエリア、少しずつ強化される敵、始めは通じた戦略は回を重ねるごとにその穴を指摘するかのように布陣を食い破られた。戦いが終わる度に減っていく艦のために黙祷を捧げ、生き残った他の艦長と幾度と無く議論を交わし戦略を練り、次の戦いへの準備に追われて当たり前の事に気がつかなかった。
なぜ、我々はあれほど強大な敵に勝ち続けたのだ?勝ち続けることができたのだ?
彼と彼の機体の恩恵は確かにあった。だが、彼一人で全ての艦を守るなど始めから無理な話だ。彼が敵陣深く切り込んでいく最中に、後方支援を行う我々を叩き潰す隙はいくらでもあったではないか。
あの機体がどれほど強力でも、着艦する艦が全滅すれば詰みではないか。敵の中に分かりやすい巨大戦艦が一隻だけ混じるのはなぜだ?彼がそれを破壊すれば戦いが終わるのはなぜだ?彼は何かを知っていたのか?敵が何者かを知っていたのか?この戦いの意味を知っていたと言うのか!?
「艦長、それ以上は。」
副艦長の声に我に帰る。どうやら途中から口に出ていたらしい。
「すまない。忘れてくれ。」
そう言って倒れるように椅子に深く腰かけうなだれる。副艦長の言いたいことは分かる。彼は英雄なのだ。英雄であり、我々の戦友だったのだ。彼に対しての疑問は多々ある。だが命を懸けて我々と共に戦った戦友を確たる証拠もなしに疑うわけにはいかない。まして彼はもう何の説明も弁明もできないのだから。
唐突に艦内放送用のスピーカーから音楽が流れ始めた。オペレーターが何か操作を誤ったのか、もしくは彼への追悼か。
艦内の誰もが知っている曲だ。だが、彼が口ずさみ、博士がちゃんとした楽曲に仕上げるまでは、どのデータベースにも存在しなかった曲。幾度敗北しようとも命有る限り戦うのだと、この胸に燃える炎は魂に他ならぬのだと、勇ましい歌を聞いて少し冷静になった
彼が何も言わず、何も教えてくれないまま逝ってしまったことは悔やまれるが、ある意味無理もないことかもしれぬ。なにせまだ13才だったのだ。成人までまだ後2年もあったのに、彼の機体は彼を戦場に連れてきてしまった。
生まれも育ちも、あの機体をどうやって入手したのかも、何もかもが不明で、分かっているのは名前と性別と年齢ぐらい。しかも性別以外は自己申告という未成年者がどうやって軍籍を獲得したのか、司令部から逆にこちらに問い合わせが来たのは最初の戦いが終わってからだ。
私だって知りたいが不思議と本人に確認する気にはなれなかった。いや、私は己の命を惜しんだ卑怯者なのだろう。彼が叩き出す圧倒的な戦果に目がくらみ、真実を知ることでそれを手放さねばならなくなる可能性を無意識に恐れたのだ。年齢が事実なら彼に軍籍がある方がおかしい。ならば我々は彼を守り送り返すべきだったのだ。それなのに私は、孫よりもなお若い少年を酷使し死に追いやった、それが事実なのだ。
無論全く調査しなかった訳ではなく、彼の代わりにと他のスタッフに確認してみたが、オペレーターは乗員リストを見ながら首を捻った。無論、彼の名前がリストに載っていることに対してだ。いつ、誰が登録手続きを行ったというのか?少なくとも私も副艦長もそのような報告は受けていない。
格納庫の整備士たちは機体がいつ搬入されたか気が付かなかったと口を揃えて証言する。それにしても整備士達は最初の発艦の時点で見慣れぬ機体が混じっていることに気が付かなかったのだろうか?
それとも、まさか最初の戦いの時にはまだ彼はこの艦にはいなかったのだろうか?だとすれば彼はどこから来たというのか?万が一、私が生きて帰るようなことがあれば、私は誰にどうやって償えばよいのだろうか。
「艦長!格納庫から緊急の連絡です!」
通信を受けた副艦長が緊迫した声をあげた。何か事態が好転したのかと2人して報告を聞くが、どうにも要領を得ない。格納庫が非常に慌ただしくざわついていることだけは分かるのだが。
辛抱強く報告を繰り返させてこちらからも質問し、おおよその内容が把握できたが、いったい何が起きようとしているのかはさっぱり分からない。
ラボから出てきた博士が、あの機体に入り込んだらしい。彼の遺体をコックピットから出せたのだから、博士なら逆に潜り込むことも不可能ではないのだろう。問題は、その時の博士が血塗れだったということだろうか。整備士たちは、白衣を血に染めた博士を見て呆気にとられ、止める間も無く見送ってしまったという。
博士が乗り込んでしばらくして、この曲が流れ始めたらしいが関連はあると思ったほうが良いのだろう。
状況に変化があればすぐに報告するよう指示を出し通信を終了する。博士はいったい何をしようというのか。博士はラボで何をしていたのか。
再び格納庫から通信が入った。ラボを調査していたところ、博士の書き置きが見つかったらしい。血塗れの紙には、『これは生命への冒涜であり、神への挑戦である。』と書かれていたという。後は血塗れのケーブルと、それが繋がった正体不明の機械と、その機械に組み込まれた彼の遺体。
いったい何が起きているのか、さっぱり分からない。この艦はいつの間にかホラーかサスペンスのムービーの舞台になったとでもいうのか?
三度通信が入ったが、今度は格納庫からではない。彼の機体からだ。
「博士!いったい何がどうなっているんだ!?もう時間が無いんだ!脱出の準備を!」
思わず口調が荒くなる。
「博士?いいや違うね。俺だよ艦長。」
通信の向こうの声は確かに博士だが、口調は全くの別人だ。いや、この口調は聞き覚えがある。まさか?
「さすがは博士だな。何をどうやったのか分からねえけど、記憶とか人格のコピーかな?本物の俺はもう死んでんだよなあ、きっと。」
彼…なのか?なぜ?どうして?博士はどうなった?
「今すぐ機体から降りたまえ!そして君は脱出するんだ!時間は我々が稼ぐ!これは艦長命令だ!」
混乱しながらも、叫ぶように命令を下す。言いようのない後悔が胸に渦巻く。なぜこの言葉をもっと早く言えなかったのか、何度でも言う機会は合ったというのに。
「いやだね。艦長には悪いがその命令は聞けねえよ。もう俺は死人だぜ?死人が勝手に戦うって言ってるんだ、丸儲けだろ?」
そんな答えが聞きたいわけではないのに、早く彼を脱出させたいのに言葉にならない。
「ありがとうな、艦長。今まで何も聞かないでいてくれて。お礼にいいことを教えてやるよ。奥さんに悪いから言えなかったけど。本物のコーヒーってのは黒いんだよ。蛍光色のコーヒーなんかねぇよ。あとな、MREってのはコーヒーの銘柄じゃねぇから、多分だけど。コーヒーはモカかブルーマウンテンかキリマンジャロがいいらしいぜ。俺は麦茶の方が好きだけどから詳しくないけどな。何でそんなこと知ってるかって?俺がいた時代っつーか世界?じゃあ当たり前だったんだよ。ここは未来なんかね?それとも異世界だったり?」
彼の言うことが分からない。本物のコーヒーは黒い?ムギチャとは何だ?未来?異世界?
「私達に機体の操縦方法を教えてくれ!」
何か言わなければと、何とか説得しなければと、焦ってほぼ無意識に口走った一言が心を落ち着かせた。そうだ、彼をパイロットから外せばいい、それだけのことではないか。
「君の代わりに新しいパイロットを用意する!君は!君だけでも脱出を!」
「…無理だよ艦長。」
低い、とても低い声の返事だった。
「俺が死んだのは魂が燃え尽きたからさ。こいつは俺の魂を燃やして飛ぶんだ。他の誰でもなく俺の魂をさ。」
魂?それが燃料だと?魂を燃やすだと?いやまて、じゃあ彼が歌ったあの歌の意味は比喩では無く?
「…終わったら一杯飲みたいな。あの蛍光のコーヒーをさ。」
タイムリミットだ、五分前を告げるアラームが鳴り響いた。彼が何者なのか、博士が何をしたのか分からないが、推測混じりでもいくつかは分かったことがある。あの機体に乗り続ければ死ぬ。死者が他者の肉体で甦る。あり得ない、だがそれが事実なら我々が彼に、あの若い戦友にしてやれることは何だ?
「発艦準備!」無意識にそう叫んでいた。
「了解。」と、いつものように彼が答える。
肩の痛みに振り向けば、副艦長が私の肩をつかみ鬼のような形相でこちらを睨み付けている。また彼を戦場に送り出すのかと、まだ彼を利用するのかと。何も言わなくても分かる。私だって嫌だ。たが仕方がないのだ。私のような凡人に出来ることなどたかが知れている。
副艦長の無言の抗議から顔を背けて通信機を艦内全域に切り替える。これから先は私の独断だ。他の誰の責任でもなく、艦長としての最後の命令だ。もし私の名前が後世に残るならば、人類への重大な反逆行為として汚名だけが残るのだろう。
「貴官の発艦は許可する。だが着艦は許可できない。武運を祈る。機関室!最大戦速準備!副艦長!司令部へ最後の通信だ!『我が艦に余力なし。短期決戦を狙い突貫する。人類に栄光あれ。』以上だ。」
「艦長…」副艦長はそう呟き司令部への通信の準備を行う。奴なら分かってくれたのだろう。艦内のスタッフからも了解を告げる短い通信が次々と届く。
「艦長!何でだよ!俺がなんとかするから後ろで見てろよ!皆で帰るんだよ!諦めるなよ!」
それは出来ない。我々はここで散らねばならない。いくら強力でも人の命を燃料にするような兵器は認められない。死者が甦る技術など持ち帰っていいはずがない。何よりも、生きて帰ればまた彼は戦場放り込まれるだろう、それは死してなお甦り無限に続く修羅の道だ。それだけは絶対に許容できない。だがただの艦長ごときで彼を守ることなど到底できるはずはないのだ。
脳裏に妻の泣き顔が浮かぶ。私にできることは、彼のために我々にできることは、彼と共にここで散ることだけなのだろう。天才や英雄なら別の道を選べるのかもしれないが、凡人が数分で思いつくことなどたかが知れているのだ。
定刻を告げるアラームが響く。あっという間に5分経ってしまった。敵は待ってはくれない。格納庫から彼が飛び出すのを見計らって指示を出す。
「発進!最大戦速!僅かでもいい。彼の前に艦を出せ!我々が盾となり血路を開くのだ!」
弾かれるように艦が発進する。
指示を出しきった私にできることはもうない。気休めかもしれないが、目隠し役ぐらいにはなっているだろうか。彼の泣きそうな声が通信機から聞こえるが速度を落とすような指示は出さない。司令部から通信が入ったようだが確認する気にもならない。
それにしても、本物のコーヒーとは黒いものなのか。飲んでみたかったな。
次々と艦に突き刺さる敵の砲撃を見ながら、不思議と穏やかな気持ちになる自分に苦笑する。きっと副艦長はミネラルウォーターのことでも考えているのではなかろうか。家族にはつらい思いをさせてしまうだろう。だがそれよりも、ただ一言でいい帰れぬことを妻に謝りたい。そう思った。
MREというのは米軍の携帯食料?だそうです。写真で見て、緑色のジュースとかインスタントコーヒーが付属しているのを見て、作中に登場させたくなりました。詳しくは知らないのでご容赦下さい。
きっと未来で発掘されて、ジュースとコーヒーが混同されたら、色は緑で味はコーヒーとか変なものができそうだな、と思った次第です。
一応のイメージですが、1面クリア型のシミュレーションゲームです。
自陣には彼の乗る機体が複数あり、イベントで魂が燃え尽きて離脱するキャラがいても次の面では欠員が補充されているようなゲームバランスを想定しています。
彼が転生?したことで、敵も発生しましたが、いわゆるゲームのCPUみたいな感じなので淡々と攻めてきます。
明らかにゲームバランスは崩壊しています。




