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8.

リーリルさんに教えては貰ったのだが、まずは装備とアイテムを揃えてから行かないと初心者向けのダンジョンと言えど死亡率はあるし(死亡率5~8%らしい)準備を整えてから行かないと危険だと止められた。

つかまぁまぁ死亡率高くない?3ヶ月帰ってきていないも含めてらしいけど。生還率は低く見積って92%高くて95。

この世界ではゲームみたいにコンティニューなんて出来ない死んだらそれで終わりだ。

黄泉とか地獄があるかもしれないけど、異世界だから地獄も黄泉も知っている人さえいないかもしれない、この世界のあの世、彼岸のようなものもある可能性もあるが確かめてみたいとも思わない。

今回はリーリルさんの忠告を大人しく聞いて準備を整えることにしよう。

死亡者の約八割が注意を聞かずに行ってしまったことだとか言ってたし。

しょうがないか。


装備を買った。

弓と矢(15本)だ。この世界では狙撃手は矢を自分の力で作り出し射るので、矢はあまり使わないのだそう。私はまだやり方が分からないので矢を買った。

後、近距離の敵用に全長20センチのダガー2本と怪我した時ように、救急回復役と回復薬2本ずつ。

救急回復薬と回復薬の違いは、救急回復薬は怪我や状態異常の時にすぐに効果が出てくれる回復薬で回復薬よりもいくらか高かった、回復薬は十数分から数十分で効果がでるものだ。詳しく言うと救急回復薬は名前の通り救急の緊急性の高い時に使う回復薬で回復薬は緊急性のあまりない時に使う回復薬だ。


これで準備おっけいじゃない?

リーリルさんに見せに行くと、

「合格です!気をつけて言ってくださいね」

合格を貰った。今は陽の8刻と言うらしい。

なんとここでは私の故郷の世界とは違う時間の数え方をするという。夜の刻と陽の刻に12時間ずつ別れていて夜の刻は故郷の世界で言う夜で陽の刻は朝と昼だ。たぶん陽の8刻は14時午後2時くらいだろう。頑張って慣れよう。夜の刻は午後6時くらいからのだという。

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