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6.

20・30分程アイに教えて貰った通りに歩くと、街と思しきものが見えてきた。


40~50Mはある石造りの壁が何かを囲うようにそびえ立っていた。きっと、街を護る壁なんだろう。壁伝いに何分か歩くと、2M位の通路があって門兵だろう男性が1人たっていた。

多分、そこから入るのだろう。歩いて門兵に近寄るった。


門兵はちょうど30代後半程の見た目の優しそうな男性だった。

「街に入りたいんですが」

「身分証は持ってるかい?」

「身分証?」

「お嬢ちゃん、街に来たのは始めてかい?」

「はい、この街に出稼ぎに来ました」

アイには、田舎から街に出稼ぎに来た少女だということにしろと言われたため、言う通りにした。

「じゃあ身分証の代わりに入門料、大銀貨5枚ね」

「はい」

カバンの中からゴソゴソと大銀貨を取り出し、ちょうど男性に渡した。

「じゃあ、いい旅を」

通して貰ったから、まずは冒険者ギルドに登録に行こう、と街を見渡すと気づいた。この世界は本当にゲームのように獣の特徴を持つ獣人、背が低く比較的がっしりした体格のドワーフ、少ないけれど耳の長いエルフ(街に3・4人いるかいないか)後、普通の人間が当たり前のように暮していた。見た目は西欧の中世的な建物とかが並んでいる。まぁお約束だよね。


冒険者ギルドに行くため、普通の人に道を聞くと親切に教えてくれた。ついでに地図も見せてくれた。街の大きさはかなり大きいけれど、道は碁盤の目のようになっていて、迷うことはないだろう。お礼を言ってそこから離れた。


冒険者ギルドは黄色の屋根の可愛い石造りの建物だった。

早速中に入ってみると、暖かくもサバサバとした活気に包まれた。

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