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(A) 2.異世界料理道

作者 EDA

作品URL https://ncode.syosetu.com/n3125cg/

BookWalker https://bookwalker.jp/series/23927/list/

ジャンル 人間ドラマ(社会的進歩)


連載中 2014/8/9~

約520万字 562部分(2018/2/9時点)

書籍化既刊12巻(〃)

2014/12から連載追い

総合評価 A


 高校生料理人がメシマズ異世界狩人の集落に転移して、現代知識を活用して美味しい料理を作ることから始まる物語。タイトル通り作品の半分ぐらいは料理を作っては食べるのだが、もう半分は人間ドラマの側面が強い。「料理道」とは、料理で何を成し遂げる事にあり。作って食べて美味しかったおしまい!というグルメ作品とは方向性が大分異なる。

 主人公こそ料理人で食事関連のシーンが目立つが、本作の核心はずばり「森辺の民(転移先の狩人達の通称)の社会的進歩」にある。食事の質に関心を持ったり、意思決定の制度を見直したり、町の人間と真っ当な交流を持ったり。その過程で森辺の民達の感情や考え方の変化、そして採った行動こそが見所だと俺は思う。一つの社会を描く物語としては、森辺の民達の魅力も合わさって非常に読み応えがある。


 料理パートは料理そのものよりも、やはりそれを食べるか作る人間の方の描写が重要だね。大体は地球にある料理を現地の材料で代用して作る感じだし。その分主人公の語りがくどいとかうざいとかいう感想が目立つ。特に最初のクライマックスは俺もちょっと「こいつ何語っちゃってんの」感が無くもなかったが……まぁうん、俺は全然大丈夫。人それぞれね、人それぞれ。

 あ、美女美少女が沢山いるし、客観的に見れば一部が主人公ハーレムに見えなくもないかもしれないけど、そういった雰囲気は殆どありません。思いっきりヒロインとだけイチャイチャしてます。


 書籍では第2巻、Web版では第40~50話ぐらいで作品の方向性がわかりやすく定まるので、それまで読んで見ることをおすすめします。なにせ長期連載作品でボリュームも大変なことになっているので……しかも全然終わる気配がないんだよね、嬉しいことだけどw


*2018/2/9時点

感想7,192件

レビュー19件

ブックマーク登録42,319件

総合評価116,140pt

大分後のパートのネタバレになっちゃうんだけど、



群像演舞のスドラの話は声を出して泣いてしまった。本作の神髄が全て凝縮されていると感じるほど、最高の話であった。

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