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3 、受注完了

森林狼(フォレストウルフ)か〜、騎士学校でたまに狩っていたな」

 俺は数週間前の日常の光景を思い出していた。

 森林狼(フォレストウルフ)とは、緑色の皮膚を持つ狼だ。

 大きな特徴といえば額にある木でできた木角(ウッドホルン)だ。他にも、二本だけある牙......木牙(ウッドファング)などが高く売れる。

「そこまで苦戦する相手でもないし、油断なく行こう」

 すでに油断していることにきずかず俺は受付に歩いて行った。

森林狼(フォレストウルフ)三匹の討伐ですね。気をつけて頑張ってください」

 そう言ってミラさんは微笑んでくれるので俺は頬を赤くしながら……

「行ってきます!! 」

 と言ってしまった。

 

 --微弱、魔素の森--



 俺は微弱、魔素の森を歩いていた。微弱とは魔素の濃さの事で、魔素が弱、並、強……と、上がるにつれて出てくる魔物の強さも比例する。


「「ギャウギャウ!!! 」」

 二匹の森林狼(フォレストウルフ)が横から俺に向かって飛びかかってきた。

「うお!!あぶね〜二匹か、跡一匹いればな〜」

 俺は森林狼の攻撃を危なげなく避け、そう愚痴をこぼす。

 森林狼は少ないグループで行動している。ほとんどが3~4匹のグループだが、たまに6~7匹のグループがいるらしい。このペアははぐれかな?

 そんな事を考えながら俺はこの二匹に集中していく。

「ギャオオオ!! 」

 まず一匹目が木角(ウッドホルン)を俺の腹に突き刺そうと真っ直ぐ突撃してくる。

「ぜあ!! 」

 肉を斬った感触が肌に伝わり、この狼が絶命する事を理解できた。

「ギャアーー」

 俺は攻撃を右へ移動することで避け、その動きのまま森林狼を下から切り上げた一匹目は悲鳴を上げながら絶命したが、もう一匹の森林狼が突撃をしてきた。ギリギリで躱せたが、左腕に木角がかすってしまい両手で剣は振れなそうだ。

「くそ!! 」

 俺は盾を使っていなっかたが、剣を両手で振っていた、そのため片手ではあまり大きなダメージは狙えないその上片手では攻撃が当たるかさえ怪しい。

「ギャー! 」

「きたか! 」

 またしても森林狼は真っ直ぐ突撃してきた。

「攻撃がおなじなんだよ!! 」

 俺は剣の切っ先をを突っ込んでくる森林狼に向けた。

 ザシュ!! っという音が聞こえ、俺の持っている剣が森林狼の喉を貫通し、森林狼は絶命した。

「よし! 跡一匹で依頼達成だな、ただ片手でどうやって狩るかが問題なんだよな〜罠でも仕掛けるか」

 俺は地味ながら命の危機だった自体から抜け出して安堵し、森林狼を解体ながら跡一匹どうやって狩るかを考えていた。







スーツなどは異世界人(勇者)が文化を広めました。

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