表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
63/345

63 東洋人らしい面立ちに、彫りの深い頬……

 安堵感が押し寄せてきた。


 危ないところだった。

 撃たれれば、大怪我ではすまなかった。

 門番さんがいなければ、第二弾、第三弾は避けきれなかった。

 的確に応戦できたとは思えない。



 安堵が怒りに変わった。

 フードがはだけ、頭部が見えている。


 この男の正体を見極めなければ。

 クシとやらの顔を。


 ふざけやがって!


 チョットマは声に出さずにそう言って、男の顔を確かめようとした。

 死体を回り込み、顔を見た。

 血塗られて判別しにくい。

 まだ血が流れ出し、ローブを濡らしていく。



 一瞬、眩暈がした。


 えっ。


 腰が砕けそうになり、足が震えた。

 倒れ込みそうになりながらも、さらにその顔を見つめた。



 スキンヘッドに切れ長の目。

 東洋人らしい面立ちに、彫りの深い頬……。


 そ、そんな!


 何度も見たわけじゃないけど、忘れるものですか!



 ハクシュウ!

 隊長!



 どうして!


 ンドペキとフライングアイが駆けつけてくるまで、チョットマは亡骸のそばに蹲り、その言葉だけを繰り返していた。


「どうして!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ