表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

390/511

390 君が案内係?

「ヌヌロッチ!」

「ご無事でしたか?」


 レイチェルSPであるアンドロ。

 食料省から治安省に移っている。しかも、省長官として。

 レイチェルがこの街に来たとき、出迎えたのがヌヌロッチだった、という話は記憶に新しい。


「回廊からずっと探していたんです」

「会えてよかったよ」


 心からそう思った。

 アンドロ達の空間で、最も頼れる人物に違いない。


「私もそう思います。ちょっと手遅れ気味ですが」

「ん?」

「タールツーのことです」

「は?」



 ヌヌロッチはいつものように落ち着いている。

 ただ、周りの群集の目と耳が気になったのだろう。

 ついて来いと背を向ける。


 三人が移動を始めると、群衆も動き始めた。


「皆さんは、しばらくそのままお待ちください! 追って、ご案内申し上げますので!」


 ヌヌロッチはそう呼ばわって群集を押しとどめ、三人は人の耳の届かないところまで来た。



「君が案内係なのか?」

「いいえ。そんな係りはいませんよ」

 そう言って不敵にも見える笑みを作った。


「ハハ。誰もいなければ、私が案内しましょうかね。でも、どこへ?」

「さあ」

「こんなことになるとは、誰も知りませんでしたのでね。何の準備もしてませんよ」

「そうなのか……」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ