表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

336/345

336 待ちに待った日

 私はずっと、レイチェルが東部方面攻撃隊に保護されていることに、なんの不安もありませんでした。

 レイチェル死亡との情報もありましたが、全く取り合いませんでした。

 全然、心配していなかったのです。


 その理由は、彼女が、私が、なんですけど、ンドペキと共にいるという情報を信じていましたし、ンドペキ隊の力量も信じていましたから。

 レイチェルの身に危険が及ぶとは思いもしなかったのです。


 それに、レイチェルがエリアREFの地下深く、どこかにいて、マリーリとハワードがついているという情報も入って来ていましたから。



 いずれにしろ、ようやくタールツーの残党を掃討する準備が整いました。

 後は、いつタールツーの名を捨て、キャリーを名乗るかです。

 しかし、これが非常に難しい判断でした。



 私はその判断を、つまり行動に出ることを、先延ばしにしていました。

 今日にでも、明日にでも、東部方面攻撃隊とレイチェルが攻めてきてくれるのではないか。

 そして、タールツーである私を捕えてくれるのではないか。


 そうすれば、元々描いたシナリオに戻すことができる。


 レイチェルが長官に返り咲き、私は、そう、レイチェルの部屋の掃除婦にでもなればいい。表向きは。

 実際はレイチェルの傍にいて、あの計画を……。

 レイチェルは誰かと恋をし、結婚し、子供を産み、私はそれを陰から祝福すればいい。

 そんなシナリオに。



 それはそれは、東部方面攻撃隊の侵攻を首を長くして待っていたのです。



 もちろん、アンドロ軍を表だって攻めることはまだできません。

 軍の力量が足らないのです。

 それに、シナリオが崩れてしまいます。

 私はアンドロ軍を少しづつ削減していく活動を続けながら、待っていました。



 そしてやっと、待ちに待った日がやってきました。


 ンドペキ率いる東部方面攻撃隊が攻め込んできたという情報が入ってきたのです。

 加えてレイチェル騎士団も動き出したと。

 そして、なんとカイロスを起動させるという情報までも。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ