表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
315/345

315 やなことを思い出さすんだね!

「なんだい」

 仮定に基づいた推理を展開するより、単刀直入に切り込んだ方がいい。


「ある仮説を持っている」

「ん?」


「ライラ、旦那の前でいうのもなんだけど、あんたの夫、ひとり前はブロンバーグ、そしてその前はゲントウ。だろ」

「やなことを思い出さすんだね!」


「ハハ。思い出話を聞きたいんじゃないよ。聞きたいのは、マリーリのこと。あんたは、彼女ににいい感情を持っていなかった、よな?」

「本人がいないから言うけどね。そのとおりさ」


「あんたの後か先かは知らないけど、マリーリはゲントウといい仲だった。どう?」

「だから、やなことと言ったんだよ!」


「はい。もう一つ、マリーリは本気だった。なんていうのかな、つまり一途だった。アンドロ流かもしれないけど。どう?」

「まあね」


「マリーリは、ゲントウの子を産んだ」

「ふん! さあね」

「それが、アンジェリナ」

「おい! あんたね!」

「あるいは、産んだと思っていた」

「聞いてどうするんだい!」

「ですね」



 探偵から聞いた話。

 あれは、完全に混乱していた。間違っていた。

 ゲントウ、マリーリ、タールツー、キャリー、アンジェリナ……。

 そしてレイチェル……。


 誰が誰で、誰の子か。


 ライラから聞いた話、ヌヌロッチから聞いた話。

 これによって、今は見えている。

 ただ、完全ではない。推測の域を出ない。

 ひとつずつ、確認していこう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ