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272 逆説的に聞いてくる

 騎士団を頼って、時間を空費した。

 今更ながら悔やまれる。

 しかも、シェルタ経由作戦に勝機が大きいかといえば、そうでもないのだ。


 常に騎士団との合流を主張していたロクモン。

 あいつは、なにを画策していたのだろう。

 少なくとも自分だけでも騎士団に合流したい。それだけだったのだろうか。

 ンドペキ隊を捕らえることを手土産にして?


 しかし、それがどんな意味を持ったのか。

 ロクモンの部下達も、あの行動は全く寝耳に水だったという。

 ドトーも、ロクモンと親しかったわけではないという。

 奴の目的は、いったい……。

 そんな思いが頭をもたげてくる。



「なぜ通路が塞がれたのか。もちろん騎士団を袋の鼠にしておいて、残るルートから攻め入ってくるつもりだったんだろう」

 とはいえ、一度たりともアンドロ軍がシェルタへの侵入を試みた形跡はないという。


「タールツーがやったとしか考えられないんでしょう?」


 アヤの頭の回転は速い。

 逆説的に聞いてくる。

「まあな」

 としか言いようがない。

 臆病風に吹かれた騎士団自身が通路を塞いだとも考えられるが、さすがにそれを口にはしなかった。


「エリアREFには、攻めてきたのに?」

 アヤは騎士団を、もう信用していない。

「腑に落ちないことはたくさんあるが、考えている時間は既にないし、ドトーも協力的でない」

 いずれにしろ、治安省の小部屋に向かう通路を進むしかないのだ。

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