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13 ぎごちなかった出会い

 チョットマがセオジュンと知り合ったのは、ほんの十日ほど前、ここライラの部屋で。

 ライラの帰宅をひとり待っているとき、顔を覗かせたのだった。


 二言三言、言葉を交わしただけで、チョットマはセオジュンが好きになった。

 今まで知り合ったこともない相手だった。


 なにしろ少年。

 ハイスクール卒業以来、自分よりずっと幼い少年少女という年齢層を間近で見たこともなかったのである。


 素顔が眩しい。そんな言葉がピッタリの男の子。

 天真爛漫で物怖じすることのないチョットマが、どう話しかければいいのか、戸惑うほどだった。


 再生時の年齢にミスがあったのか、あるいは稀にしかないことだが、本人がこの年齢を選んだのか。

 それは分からない。

 多くの経験を重ねた男なのだろうとは思いつつ、外見がチョットマを惑わせる。



「へえ、セオジュンっていうの?」

「へえって、そんなに珍しい名前かな」

「私は、チョットマ」

「お姉さんの方がよほど変わった名前だね」

 チョットマにとってはぎごちなく、セオジュンにとっては生意気ぶった挨拶が始まりだった。

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