無題
そのころ…
?「ハァ…ハァ……
ここまでくれば大丈夫かな?」
ドタドタドタ
男A「おい、あいつはどこに行った?」
男B「探せここの近くに来たはずだ!」
数人の男達が走ってきた
?(うそ…もう来たの?ここにいたら見つかるのも時間の問題だよ)
そう考えているうちに男達の足音は近づいてくる
?(こうなったら!!)
ドカーーーーン!!!
その音が鳴り響いて他の人が来たのは3か日もあとのことだった
「……ねぇ、起きてよ」
……んだよ、うるさいな……
こっちは昨日の一時まで宿題してて眠いんだよ……
「起きてったらぁ……もう……」
うぅ……てか、お前誰だよ……
いいから寝かせーー
「って、えええぇぇ!?」
「どうしたのよ、朝からうるさいわね」
「どうしたもこうしたもない! お前誰だよ!?」
飛び起きた俺は、ベッドの横に立つその人影から距離を取るように後ずさる。
な、なんなんだこいつは!
柔らかそうな茶髪に、少しばかり気の強そうな目。
どこからどうみても、正真正銘のーー美少女だ。
「誰って……あんたの幼馴染よ」
「はあ!?」
俺が素っ頓狂な叫び声をあげると、目前に立つ美少女は、そのうっすら赤い頬を軽く膨らませると、不機嫌そうな表情になる。
ヤバい、可愛い……!
「あんた、寝ぼけるのもいい加減にしなさいよね。あたしはあんたの幼馴染なの! 以上!」
「そう……なのか?」
「そうなの!」
もう、信じらんない、と言いながら俺の腕を引っ張る美少女。
言われてみればそんな気がしてきたぞ……それにしても、こんな美少女が幼馴染か……へへへ……
「ほら、早く朝ごはん食べるわよ! ……その、今日は、私が作ったのよ……?」
「え……?」
「か、勘違いしないでよね! た、ただの気まぐれよ! あんたのためなんかじゃないんだから!」
なんだ。
なんだこれ。
典型的なツンデレじゃねえかひゃっほい!
「あんたの好きな卵焼き、頑張って作ったんだから、感謝しなさいよね!」
「あぁ……」
俺は口ではそういいながら、滾る本能を抑えきれなくなっていた。
俺はその欲望のままに彼女の服に手を延ばしーー
「えへ……えへえへ……」
「早く起きなさーい!」
「うわあ!!」
俺はベッドから飛び起きる。
……ベッド?
「……なんだ、夢かよ……」
さっきまで高鳴っていた鼓動が嘘のように、重い気分が俺を襲う。
「……朝飯くうか」
俺は気分と同様重い鉛のような足取りで階下へと向かう。
これが俺の日常。
未知もない。
夢もない。
そんなつまらない俺の日常だった。
……あのときまでは、な。
俺の名前は神園澄。
しがない高校二年生だ。
普通にすごし、普通に生きる、なんてことない学生…のはずだった。
……
あの日は、長い梅雨が明けた日だった。例年にもまして長かった今年の梅雨。近くに落雷の被害もあったようで、この平凡な町も少しは騒がしくなったようだ……
澄「あぁ…やっと梅雨明けか…長かったぜ…これからは夏!水着のおにゃのこが海岸で輝く季節!
くーっ!高まるぅぅぅ!
…って、誰だありゃ?みたことねーな…」
?「……はい、……はい。了解いたしました。……達成度は………はい。では。」
澄「なにはなしてるんだろ…ってやべぇ、こんなことしてる場合じゃねぇ!遅刻しちまう!」




