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無題  作者: saku
2/3

無題

そのころ…

?「ハァ…ハァ……

ここまでくれば大丈夫かな?」

ドタドタドタ

男A「おい、あいつはどこに行った?」

男B「探せここの近くに来たはずだ!」

数人の男達が走ってきた

?(うそ…もう来たの?ここにいたら見つかるのも時間の問題だよ)

そう考えているうちに男達の足音は近づいてくる

?(こうなったら!!)

ドカーーーーン!!!

その音が鳴り響いて他の人が来たのは3か日もあとのことだった




「……ねぇ、起きてよ」


……んだよ、うるさいな……

こっちは昨日の一時まで宿題してて眠いんだよ……


「起きてったらぁ……もう……」


うぅ……てか、お前誰だよ……

いいから寝かせーー


「って、えええぇぇ!?」


「どうしたのよ、朝からうるさいわね」


「どうしたもこうしたもない! お前誰だよ!?」


飛び起きた俺は、ベッドの横に立つその人影から距離を取るように後ずさる。

な、なんなんだこいつは!

柔らかそうな茶髪に、少しばかり気の強そうな目。

どこからどうみても、正真正銘のーー美少女だ。


「誰って……あんたの幼馴染よ」


「はあ!?」


俺が素っ頓狂な叫び声をあげると、目前に立つ美少女は、そのうっすら赤い頬を軽く膨らませると、不機嫌そうな表情になる。

ヤバい、可愛い……!


「あんた、寝ぼけるのもいい加減にしなさいよね。あたしはあんたの幼馴染なの! 以上!」


「そう……なのか?」


「そうなの!」


もう、信じらんない、と言いながら俺の腕を引っ張る美少女。

言われてみればそんな気がしてきたぞ……それにしても、こんな美少女が幼馴染か……へへへ……

「ほら、早く朝ごはん食べるわよ! ……その、今日は、私が作ったのよ……?」


「え……?」


「か、勘違いしないでよね! た、ただの気まぐれよ! あんたのためなんかじゃないんだから!」


なんだ。

なんだこれ。

典型的なツンデレじゃねえかひゃっほい!


「あんたの好きな卵焼き、頑張って作ったんだから、感謝しなさいよね!」


「あぁ……」


俺は口ではそういいながら、滾る本能を抑えきれなくなっていた。

俺はその欲望のままに彼女の服に手を延ばしーー





「えへ……えへえへ……」


「早く起きなさーい!」


「うわあ!!」


俺はベッドから飛び起きる。

……ベッド?


「……なんだ、夢かよ……」


さっきまで高鳴っていた鼓動が嘘のように、重い気分が俺を襲う。


「……朝飯くうか」


俺は気分と同様重い鉛のような足取りで階下へと向かう。

これが俺の日常。

未知もない。

夢もない。

そんなつまらない俺の日常だった。

……あのときまでは、な。





俺の名前は神園澄(きよし)

しがない高校二年生だ。

普通にすごし、普通に生きる、なんてことない学生…のはずだった。



……

あの日は、長い梅雨が明けた日だった。例年にもまして長かった今年の梅雨。近くに落雷の被害もあったようで、この平凡な町も少しは騒がしくなったようだ……


澄「あぁ…やっと梅雨明けか…長かったぜ…これからは夏!水着のおにゃのこが海岸で輝く季節!

くーっ!高まるぅぅぅ!

…って、誰だありゃ?みたことねーな…」


?「……はい、……はい。了解いたしました。……達成度は………はい。では。」


澄「なにはなしてるんだろ…ってやべぇ、こんなことしてる場合じゃねぇ!遅刻しちまう!」



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